WIRED の 50万件の投稿分析でわかった「人気が出る写真の法則」を読んで、なるほどね。
記事ではサンプリングした50万件の画像から、人気のある画像の特徴を6点抽出したという。
で、その人気画像の特徴とは?
人間の顔は入れない
特に食物の写真に、顔を入れる、つまり混在させるのは良くないということだ。
私も食物の写真に、人の顔を入れたことはない。
写真で表現したいものへの集中力が、人間の顔が入ることで分散すると思うからだ。
食物と一緒に自分の顔写真を入れている写真をよく見かけるが、何だかなあ・・というものがほとんどだ。
あなたがよほどの美男美女でない限り、自分の顔を入れるのは、よいアイデアではないということだね。
芦屋のイタリアン料理店
背景は控えめに 人工的な背景は避ける
特に背景をボカすのは、ゴチャゴチャした背景が煩くなくなるのでお薦めだ。
不自然な人工物が写真に映り込むと、写真で表現したいものへの集中力が削がれることになる。
複数の色
そのシーンにふさわしい、バランスの取れた割合の色の組み合わせは、誰にとっても心地よいものに感じるからね。
常連の多い店。
赤を多く
特に食べものでは、赤い色が入ると美味しそうに見える。
これは定石といっていいだろう。
テーブルクロスに赤やピンク系が使われるのには、ちゃんとワケがあるわけだ。
場所は芦屋警察署の筋向かいあたり
彩度と明度は中程度に
記事によると・・彩度が50%の画像は、黒と白の画像の10倍
彩度100%は、彩度が50%の画像の1/4で、明度についても同様の傾向があるという。
非常に明るい画像や非常に暗い画像は、明るさが中位の画像と比べ1/12。
つまり写真の後処理を含め、余り誇張した処理は避け、自然なバランスを心がけるとよいということだ。
EOS 5D MarkⅢ + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM A012
画像は縦を長く
サイトのレイアウトによると書かれているように、一概に縦長の写真がいいというわけではない。
要は額と中身のバランスの問題だ。
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