夏とC6

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先日、銀行の前で車に乗り込んだら、中年男性がいきなり助手席側から車内を覗き込んで、にこにこしながら、「この車いいですねえ・・」と一言。

いきなりだったので、笑顔で会釈が精一杯。

そのあと彼は前に止まっていた、メルセデスのSLに乗り込んで走り去っていった。

 

自己主張が強い顔の最近のクルマ達に比べ、控えめな顔つきゆえか、意外と目立つのがC6。

控えめなのは自己主張だけではなく、ノイズ然り。

ホント静かなクルマだ。

   

前回代車で借りていたフリーランダー2から乗り換えると、特にそう思う。

フリーランダー2は、サスが動くと、いわゆる「トヨタオバケ」という一種のドラミングに似た現象が起こるので、ちょっと気になったのだ。

こうした可聴帯域未満の周波数の籠もり音というのは30ヘツより下の可聴帯域より低い周波数が中心。

そのため意外に認識されにくいのだけれど、わかってしまう人は気になるわけだ。

こういう振動は、鼓膜が微妙に圧迫されたり開放されたりするため、周波数帯によっては、アタマがボーッとしてくるわけだ。

  

 

0614C6-front2.jpg    

 

フリーランダー2は、そこまでの現象は起こらなかったが、そうした音とは一切無縁のC6に慣れていたため、乗り換えた直後、とても気になったのだ。

今カミサンの足となっていミニのカブリオレも、こうしたたぐいの音は皆無。

さすがBMW製。

というか特に屋根の材質や、構造的なものも含め、カブリオレというのは、音は籠もらない造りだからね。

ミニは決して静かな車ではないけれど、スカっと音抜けがよいため、乗り味とあいまって、一種独特の運転する楽しさに繋がっているのだろう。

 

 

最近のように暑い日が続くと、ありがたいのが、エアコンの効き。

C6のエアコンは実によく冷える。

車内の暑い空気さえ追い出せば、ブロアーを最強にして回せば、どんどん冷えるからね。

 

20130816RearAirconloover.jpg 

これはリアシート用のエアコン吹き出し口。

ここから強力に冷気が吹き出すため、車内の後半分がグングン冷えるのだ。

  

直射日光の下へ停めるときは、リアのサンシェードを下ろし、フロントは市販品のサンシェードで直射日光をカット。

サイドウィンドウも、日差しが差し込む側にサイドウィンドウ用のサンシェードをセット。

そしてすべてのウィンドウを少し下げて、空気が逃げるようにしておくわけだ。

  

備えあれば憂いなし。(笑)

  

  

 

 

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