先日、銀行の前で車に乗り込んだら、中年男性がいきなり助手席側から車内を覗き込んで、にこにこしながら、「この車いいですねえ・・」と一言。
いきなりだったので、笑顔で会釈が精一杯。
そのあと彼は前に止まっていた、メルセデスのSLに乗り込んで走り去っていった。
自己主張が強い顔の最近のクルマ達に比べ、控えめな顔つきゆえか、意外と目立つのがC6。
控えめなのは自己主張だけではなく、ノイズ然り。
ホント静かなクルマだ。
前回代車で借りていたフリーランダー2から乗り換えると、特にそう思う。
フリーランダー2は、サスが動くと、いわゆる「トヨタオバケ」という一種のドラミングに似た現象が起こるので、ちょっと気になったのだ。
こうした可聴帯域未満の周波数の籠もり音というのは30ヘツより下の可聴帯域より低い周波数が中心。
そのため意外に認識されにくいのだけれど、わかってしまう人は気になるわけだ。
こういう振動は、鼓膜が微妙に圧迫されたり開放されたりするため、周波数帯によっては、アタマがボーッとしてくるわけだ。
フリーランダー2は、そこまでの現象は起こらなかったが、そうした音とは一切無縁のC6に慣れていたため、乗り換えた直後、とても気になったのだ。
今カミサンの足となっていミニのカブリオレも、こうしたたぐいの音は皆無。
さすがBMW製。
というか特に屋根の材質や、構造的なものも含め、カブリオレというのは、音は籠もらない造りだからね。
ミニは決して静かな車ではないけれど、スカっと音抜けがよいため、乗り味とあいまって、一種独特の運転する楽しさに繋がっているのだろう。
最近のように暑い日が続くと、ありがたいのが、エアコンの効き。
C6のエアコンは実によく冷える。
車内の暑い空気さえ追い出せば、ブロアーを最強にして回せば、どんどん冷えるからね。
これはリアシート用のエアコン吹き出し口。
ここから強力に冷気が吹き出すため、車内の後半分がグングン冷えるのだ。
直射日光の下へ停めるときは、リアのサンシェードを下ろし、フロントは市販品のサンシェードで直射日光をカット。
サイドウィンドウも、日差しが差し込む側にサイドウィンドウ用のサンシェードをセット。
そしてすべてのウィンドウを少し下げて、空気が逃げるようにしておくわけだ。
備えあれば憂いなし。(笑)
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