パターン選択システムの実力は?の続編。
表示された銘柄へエントリーするだけという「銘柄パターン選択ツール」を使うとどうなるのか?
前回はマーケット開始から7分後に表示された銘柄 ONXX 1銘柄だけを検証したが、エントリーすると +380ドル。
さて、その3分後に表示された銘柄はどうなったのか?
22時40分に表示されたのは3銘柄。
GOOGは無視。(笑)
エントリーは41分のアタマなので1分足で見ると・・
+240ドル
3分足で見ると、有利な位置でのエントリーポイントになったわけだ。
3分足での陰線のアタマではなく、236の上あたりだから、50ドル分ほど有利な位置になるわけだ。
エントリーは41分のアタマなので1分足で見ると・・
+210ドル
これも下の3分足で見ると有利な位置でのエントリーになっている。
0.30はストップの位置。
エントリーは41分のアタマなので1分足で見ると・・
300株なので+630ドル
これも何故か3分足で見ると、有利な位置でのエントリーポイントになっている。
GOOGはゲインが少ない銘柄となっているので無視。(笑)
このようにロングサイド3銘柄へ41分のアタマでエントリーすると・・
NTAP・BBBY・CELGの3銘柄で +1080ドル。
こうして検証してみると、最新の銘柄選択システムで注意すべき点で書いた心配がおわかりいただけるはず。
>このシステムをトレーダーの皆さんへ一般的にサービスするかどうかは、今のところ未定となっている。
と書いたが、問題はこのように表示された銘柄をチャートで確認さえすれば、誰にでもエントリーが可能になるという点なのだ。
つまりこのツールを複数のトレーダーが使えば「41分に全員がこのシステムを使って一斉にエントリーする」ということが勃発することになる。
出来高が少ない銘柄へ、たまたま出来高の少ない時間に、大量のエントリーがあったらどうなるのか?
というわけで、予想外に意外な伏兵が現れたわけだが・・さてどうしたものか・・