最近よく聴いているエリック・マリエンサルのアルバムをご紹介。
馴染みのある曲もありの、いわゆるベタなスムース系のサウンド。
だが、そこいらへんにあるスムース系との違いは、何と言ってもリズムセクション。
チック・コリア・エレクトリック・バンド2のときの、ゲイリー・ノヴァックのドラムとベーシスト、ティム・レフェヴレのリズム・セクションがタイトでしかもルーズなノリでサポート。
聴きものは、8曲目の Cafe Royal での後半ピアノソロの後のアドリブソロ。
アドリブソロの原点ともいえる、エリックならではのフレーズのオンパレード。
そして9曲目の、ミディアムスローのナンバーでは、16部音符で繰り広げられるギターとの掛け合いのアドリブ大会。
Eric Marienthal - Cafe Royal
Eric Marienthal(sax), Tim Lefebvre(bass), Gary Novak(drums), Russel Ferrante(piano), Chuk Loeb(guitar), Jeff Lorber(kb), David Charles(perc), Brian Culbertson(kb), Jimmy Haslip(bass), Till Bronner(tp). Pat Bianchi(organ)
カバー曲以外は共演しているチャック・ローブ、ジェフ・ローバー、ラッセル・フェランテ、ブライアン・カルバートソンらとマリエンサルとの共作曲。
Eric Marienthal It's Love 全曲のサワリははこちらで試聴可
Eric Marienthal In A Sentimental Mood
おまけ
こちらにエリック・マリエンサルのセッティングでは、日本語で彼の楽器についての詳しい説明あり。
もうすぐ Cotton Club でチャック・ローブ・アンド・メトロ・ウィズ・スペシャル・ゲスト・エリック・マリエンサル ライブがありますぞ。