毎日シミュレーショントレードをされている方は、「あること」の重要性ににお気づきのはずです。
それは、途中で入れ替える、あるいは追加する銘柄を、どのタイミングで、どのように選択すればいいのか?
という点です。 なぜなら、この成否によって、トータルの成績に大きく影響するからです。
言い換えれば、あなたのチャートを監視するシステムが、きちんと機能しているかどうかなのです。
レイアウトや、候補銘柄の優先順位付けと並べ替えを含めて、システム化されているかどうか。
そして、ネットエイドでの指示銘柄や、ボトムスキャンに表示された銘柄をきちんと追いかけることができているかどうかです。
最初のユニットのエントリーが終わると、3分足単位での約30秒が経過することになります。
約定も決まり、ストップの位置を決め終わると、30秒くらいが経過するわけです。
そのあとの2分間で、次に入れ替える銘柄を探すわけです。
そして3分足が確定する30秒前あたりから、保有している銘柄の評価をチェックシートへ記入します。
つまりこの30秒間で手仕舞う銘柄を特定する、という手順になります。
このように、トレードフロアで行っているトレード手法では、手仕舞う銘柄と入れ替える銘柄を探す時間が、2分間あるわけです。
ですがこの時間は短ければ短いほど、いいのです。
なぜなら、そのあとの全てのスケジュールに、影響するため、早く銘柄を見つけることができれば、時間に余裕ができることになるからです。
では入れ替える、あるいは追加する銘柄というのは、どういうローソク足パターンが形成されたときを狙えばいいのでしょうか?
以下は、ロングサイドへの「買い」の例での説明です。
2013-07-16 22:40:32 はっち BRCM
このように陰線が出て、次に陽線が出た後でエントリーするのが理想的なパターンです。
22時45分がエントリーのタイミングになります。
ネットエイドではこのタイミングをガイドしているわけです。
もちろん、この後で陽線が出ないとダメですけどね。
2013-07-16 22:40:14 はっち NFLX
この陰線の後で陽線が出れば、その後のローソク足の始まりでエントリーです。
22時45分がエントリーのタイミングになります。
2013-07-16 22:42:05 はっち RGLD
この陰線の後で陽線が出たら、次のローソク足のアタマでエントリーというわけです。
22時45分がエントリーのタイミングになります。
2013-07-16 22:43:25 はっち NFLX RGLD BRCM
そしてその結果は・・
NFLX +500ドル
RGLD +2500ドル チャートが長いので2分割で表示
2013-07-16 22:40:32 はっち BRCM
BRCM +200ドル
3銘柄で3200ドル!
このようにうまくく事が運べば、素晴らしい結果が待っているというわけです。
もちろん100%うまくゆくわけではありません。
陰線の後で、また陰線が出れば、陽線が出るまで待ちとなります。
それに陰線・陽線パターンのあとでエントリーしても、上がらないことだってあるわけですからね。
ですが確率でいえば、このパターンにエントリーするのが、最もよいシナリオとなる可能性が高いのです。
じつはこの日のガイドでは、こうしたパターンを探し出すためのフィルタリングツールの試作品を、テストしていたのです。
ロングサイド銘柄が236のガイドラインを越えたゾーンで、一つ前のローソク足が陰線になったら監視を強めるわけです。(笑)
そして陽線が出たら、発射準備!
つまりエントリーの準備です。
現在の試作品はまだ陰線を検知できるだけなので、そのあとで陽線が出るかどうかは、オレの眼力に頼らざるをえないわけですが。(笑)
最終的には、陰線・陽線のフォーメーションが形成された銘柄が、一目瞭然でわかる!というツールの完成を目標としています。