トレーダーのほとんどのブログで、欠けているのは、トレードの基準が明記されていないという点だ。
エントリー・ストップ・手仕舞い条件の組み合わせというのは、何通りもあるわけだ。
では、あなたが今行っているトレーニングでは、エントリー・ストップ・手仕舞いの3つの条件を、どのように設定しているのだろうか?
エントリーは必ず2銘柄以上。
これは外せない点だろう。
次にストップの位置だが、これは何通りもあるわけだ。
ストップの付け方だけでも、少なくとも以下の4通りはあるはず。
1・236のガイドライン。(エントリーポイントから236までは150ドル以下)
2・エントリーポイント。
3・チェックリストで△が2つ続いたあと。
4・ロングの場合はローバンド。
これをトレードのたびに変えていたらどうなるだろう?
負けた場合、何が原因かは、わからなくなるなってしまうはずだ。
もしエントリーのたびに変えているのなら、その基準は明確なものなのだろうか?
次に大事なのは手仕舞いの位置。
もちろんストップに当たらなかった場合のハナシだ。
これも少なくとも4パターンはあるはず。
1・エントリー方向へのローソク足が伸びているうちに手仕舞う。
2・反対のローソク足が出たら、次のローソク足のアタマで手仕舞う。
3・反対のローソク足2本が出たら、次のローソク足のアタマで手仕舞う。
4・ロングサイドの場合、ローバンドから外れたら、次のローソク足のアタマで手仕舞う。
以上を組み合わせるわけだ。
たとえばだが・・
ロングサイドの場合、オープニング以外は、陰線と陽線のコンビネーションの次だけを狙う。
ストップは236を抜けた、カットロスが150ドル以下の位置。
エントリー方向へのローソク足が伸びているうちに手仕舞う。
これを2週間続け、検証して、きちんと実行できるかどうかをチェックする。
できていなければ、さらにもう一週間おなじことを続ける。
こうした正しいトレーニングを繰り返せば、少なくとも6カ月以内に、毎月5千ドルは確実に勝てるようになるのだ。
そうならないのは、トレーニング条件を決めず、気分次第で適当にやっているからに他ならない。
このことを、謙虚に見据えて認め、肝に銘じるべきなのだ。
真の経済的自立を手に入れたいのなら、これくらいのことはできなければならない。
とこれだけ書いても、まだ記録のためのブログさえ開設しようとしない人が、90%以上を占めるのが現実。
今の現実を少しでもよくしたい、あるいは変えたいと願うのなら、自分のアタマの中の考え方を変え、アクションを起こすことだ。
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