迷ったら基本に戻るというのがトレードの鉄則。
というわけで、ちょうどよい題材を見つけたので、練習問題であります。
7月10日の米国ナスダックマーケットでの例です。
本日、気が付いたことは、エントリーの形に関し、次の2点。
NFLXの10時3分と、AMGNの9時51分。
共に、始値の近くまでしゃがんだ後、同色2本で236ラインを越えてきたが、「ちょい長い」と判断しエントリー見送り。
結果、そのまま、勢いよく伸びていった。
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ワンクリックのときから、何度か遭遇していたが、この形は基本攻めてよいのではないか?
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236ラインを背にしているし、オープニング36分エントリーの方が遥かに長い。
要検証である。
こういう疑問が湧いてくるのは、よいサインです。
難しく考えず、ハイローバンドギャッププレイの条件を思いだしてください。
ロングサイドの場合、始まる位置が3本のMAより上。
直近のローソク足5本の本体高値を超えている。
イントラデイの時はギャップはなくてもOK。
次の始まった位置で執行されるわけですから。
この水平線を越えたらエントリーでOK。
下が結果
ショートサイドも同じ
この水平線を越えたらエントリーでOK。
下が結果
もちろん100%こうなる保証はないので、ストップはしっかり付けましょう。
勢いがあると判断出来た場合、などという曖昧な判断基準ではなく・・
これも同じです。
ハイローバンドギャッププレイの条件を思いだしてください。
ショートサイドの場合、始まる位置が3本のMAより下。
直近のローソク足5本の本体安値を超えている。
この条件を満たしていればいいので、下のケースではこのあとエントリーしてOK。
陰線3本のアトと言っても、2本目と3本目のローソク足はギャップアップしているので、最初の3本で、売りはリセットされたと見るべきでしょう。
3本目は陰線でも長い下ひげがついているので、かなり買い戻されたということです。
リセットされたあとで、4本目がこれだけ長い陰線になるのは、マーケットメーカーが新たに売り始めたということです。
つまり売りの明確なサインなわけです。
同色3本といっても、同色本数だけで決めているわけではありません。
そこの動きを形成している、売り手と買い手の心理を考えることが大事です。
でもストップは忘れず付けておきましょうね。
いかなる時もです。(笑)