トレードではエントリーすると、すぐにストップを付けなければならない。
たとえばロングサイドの場合、最初のユニットでは、エントリー後反対方向へ動いてしまい、陰線が出たら、次のアタマでカットロス。
このルールで、必ず逃げることができるように、まず訓練するわけだ。
すると、あることに気がつくようになるはずだ。
それは、236から150ドル以内の位置でエントリーしたら、236をストップにした方が、成績が良くなるという点だ。
下記は、あるトレーダーの17日(月)の米国ナスダックマーケットでのトレードの記録だ。
上のようにエントリー位置をストップにしていると、カットロスだらけになってしまう。
プルバックが来ても、3銘柄とも236が強力なサポートとなって、反転上昇していることがわかるだろう。
下は別のトレーダーの、同じ日のトレード記録だが、WFM を上のトレーダーと同じような位置でエントリーしている。
このトレーダーの場合、WFM のストップを236に設定しているため、カットロスにならず、利益を出している。
上の ESRX と下の SNDK とは236までの距離が同じような位置でエントリーしているわけだが・・
上の ESRX では利益が出ているが、下の SNDK は、利益を出せずに手仕舞っている。
もったいないパターンだ。
何故236から150ドル以下の位置でエントリーするのか?
その理由は、強力なサポートとなる236をストップにすることで、ブレによるカットロスを少なくするためだ。
エントリー位置をストップにしてトレードができるようになったら、次の段階はサポートを探し、そこをストップにして、トレーニングをすればいいだろう。
そうすれば、ブレやノイズに影響されず、カットロスの数を減らすと同時に、利益を伸ばすことができるようになるはずだ。
お試しあれ。