トレードでの決まり事はロスを出来るだけ押さえる、つまりリスクを下げるためのものです。
ルール違反がどういう結果をもたらすかを、実際のマーケットで体験することも大事な訓練の一つです。
そして、そこから何を学び、今後へどう生かせばいいのか?
下は、昨夜6月13日(木)の米国ナスダックマーケットでのあるトレーダーの記録です。
大きなマイナスとなっていますが、では何故そういう結果になったのか?
まず最初のトレードです。
GILD -120ドル
執行は36・39・42分という3分刻みの単位でないとスリッページを喰らいます。
エントリーが早すぎるというルール違反。
エントリーが単位時間外というルール違反。
脱出も単位時間外というルール違反。
最初のユニットは反対色が出たら次のアタマで手仕舞い。ここでもルール違反。
BIDU -90ドル 少ないロスです。
エントリーが単位時間外というルール違反。
下は1分足
LULU -140ドル
エントリー位置が、マイナス236を抜けたか、抜けていないかという、微妙な位置です。
ハッキリしないときは、エントリーしないことです。
下は1分足
NFLX -370ドル
トータルがマイナスの時は、反対色が出たら次で手仕舞いです。ルール違反。
脱出も単位時間外というルール違反。ロスが大きくなる危険性のある違反です。
SNDK -200ドル
エントリー位置がルール違反。
エントリーが単位時間外というルール違反。
トータルがマイナスの時は、反対色が出たら次のアタマで手仕舞い。ルール違反。
EQIX -156ドル
陰線が続きすぎているのにエントリー。ルール違反。
エントリーが単位時間外というルール違反。
トータルがマイナスの時は、反対色が出たら次のアタマで手仕舞い。ルール違反。
対策
3分単位の位置で執行する訓練をする。
エントリーは236を抜けたのを確認してから。
反対色が出たら次のアタマで手仕舞いをする訓練。
ルールは、損失を抑えるためのものです。
ルールを守る訓練をする。
これさえできれば、完全なる経済的自立を手に入れる事ができるのです。
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