ルールは損失を抑えるためのもの

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トレードでの決まり事はロスを出来るだけ押さえる、つまりリスクを下げるためのものです。

ルール違反がどういう結果をもたらすかを、実際のマーケットで体験することも大事な訓練の一つです。

そして、そこから何を学び、今後へどう生かせばいいのか?

 

下は、昨夜6月13日(木)の米国ナスダックマーケットでのあるトレーダーの記録です。

大きなマイナスとなっていますが、では何故そういう結果になったのか?

 

0613exelistworst.gif

まず最初のトレードです。

01GILD.gif

GILD -120ドル

執行は36・39・42分という3分刻みの単位でないとスリッページを喰らいます。

エントリーが早すぎるというルール違反。

エントリーが単位時間外というルール違反。

脱出も単位時間外というルール違反。

最初のユニットは反対色が出たら次のアタマで手仕舞い。ここでもルール違反。

 

 

02BIDU.gif

BIDU -90ドル 少ないロスです。

エントリーが単位時間外というルール違反。

下は1分足

02BIDU2.gif

 

 

 

03LULU.gif

LULU -140ドル

エントリー位置が、マイナス236を抜けたか、抜けていないかという、微妙な位置です。

ハッキリしないときは、エントリーしないことです。

下は1分足

03LULU2.gif

 

  

 

04NFLX.gif

NFLX -370ドル

トータルがマイナスの時は、反対色が出たら次で手仕舞いです。ルール違反。

脱出も単位時間外というルール違反。ロスが大きくなる危険性のある違反です。

 

 

05SNDK.gif

SNDK -200ドル

エントリー位置がルール違反。

エントリーが単位時間外というルール違反。

トータルがマイナスの時は、反対色が出たら次のアタマで手仕舞い。ルール違反。

09EQIX.gif

EQIX -156ドル

陰線が続きすぎているのにエントリー。ルール違反。

エントリーが単位時間外というルール違反。

トータルがマイナスの時は、反対色が出たら次のアタマで手仕舞い。ルール違反。

  

 

対策

3分単位の位置で執行する訓練をする。

エントリーは236を抜けたのを確認してから。

反対色が出たら次のアタマで手仕舞いをする訓練。

 

 

ルールは、損失を抑えるためのものです。

ルールを守る訓練をする。

これさえできれば、完全なる経済的自立を手に入れる事ができるのです。

 

  

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