何故3分足を使うのか?というと3分の間に、やるべき事が収まる、ちょうどいい長さだ、という理由があります。
30秒で執行を終えストップを付けたら、そこから2分間は入れ替え候補銘柄を探すわけです。
そして最後の30秒でチェックリストを付けて、執行の準備をする。
この長さがあるがゆえに、3銘柄を同じホールドする事ができるわけです。
これはルーティーンワークなので、慣れればとても簡単で、このサイクルが習慣化すればかなりの余裕でこなせるようになるわけです。
そうなったら「1分足も見ながら」ということができるようになります。
この日の彼のトレードで、最もゲインの大きかった NFLX をチャートでチェックしてみると・・
どうしてここでエントリーできて、陰線の前で手仕舞いできるのか?
というように見える3分チャートです。
ですが1分足見ると・・
長い陰線が買い手を呑み込んだ直後にエントリー。
そして呑み込みベアの後の、長い陰線のあとで手仕舞い。
長さの単位は違っていても、ローソク足フォーメーションの基本パターンを守ったトレーディングになっています。
訓練を重ねると、落ち着いて、ミスなく、こうしたトレードができるようになる、という良い見本ではないでしょうか。
しかし彼は、しかるべきところは、ちゃんと見てますねえ。
追加
先日、Cool等に掲載されていた、ハッチ先生と先輩のプロトレーダーさんのやりとり、非常に勉強になりました。
高い次元での問答は、普段接することはできませんし、目の付けどころ、考え方、一言一句全てが目から鱗でした。
ハッチ先生、米國帝商會さん、ありがとうございました。
・トレードとはつまり、売り手、買い手のバランスを考え、リセットされる場所や、売り手買い手両方がパニックになる地点を見つけだしエントリーする事。
・読みの速さ、読みの正確さ、読みの深さ
なるほど!!!!
彼の研究熱心さというのは、トレーダーが持つべき資質の一つといっていいでしょう。