オープニングのユニットで威力を発揮する Fibo Quick Magic Play ・ フィボクイックマジックプレイ。
1分足を使うメリットは、どこにあるのだろう。
では、3分足を使ったトレードの基本は?
買いの場合、陽線2本分待つということだ。
そして3本目のアタマでエントリーすることになる。
この場合のメリットは、時間が十分にあるという点だ。
オープニングで、じっくり待ち受けてエントリーできるというのは、特に経験の少ないトレーダーの場合、ストレスを低減させる効果があるわけだ。
ではデメリットは何だろう?
それは3分足単位での執行のタイミングと、プラス236を突破した位置とのバランスが悪いと、エントリーできないということが起こるわけだ。
この例だと、236のガイドラインをブレイクするタイミングというのは、2本目のアタマでエントリーしたくなる位置になるわけだ。
下は1分足。
この場合、ローソク足の何本目というのは、3分足ほど気にしなくてもいいわけだ。
上は3分足だが、これも236のガイドラインをブレイクするタイミングというのは、2本目のアタマでエントリーしたくなる位置になるわけだ。
下は1分足。
手仕舞いの位置を1分足で決定すると、ゲインは3分足と変わらなくなってしまっている。
これはたまたま、ローソク足のフォーメーションがそうなったからだ。
だが3分足と併用して決定すれば、最も良い位置で手仕舞い出来るだろう。
3分足では、陽線の伸びている距離をしっかり確認できるというメリットがあるわけだ。
一方で1分足は、同じ時間でのローソク足の数が多いため、抵抗線がよりわかりやすくなるというメリットがあるのだ。
下のように、1分足を使う場合は、ストップの位置をしっかり設定することが大事だ。
3分足の2本目の陽線を、下の1分足では陰線を含んだフォーメーションとして知ることができる。
3分足では、陽線が続きすぎてエントリーできない場合がある。
だが、1分足を使えば、1分足でのプルバックの位置を参考にしながら、エントリーポイントを探ることができるのだ。
手仕舞いの位置のわかりやすさは、圧倒的に1分足が優れているという例だ。
3分足では、236をブレイクする位置では為す術がないわけだ。
だが1分足を使えば、236に近いポイントでエントリーできるのだ。
そのため、利益幅が大きくなっている。
Fibo Quick Magic Play ・ フィボクイックマジックプレイ
Gap and Crush Play ・ギャップアンドクラッシュプレイ
おまけ
下はあるトレーダーの自己分析。
エントリーのタイミングは文句なし。
問題は手仕舞いの位置だ。
このあとで手仕舞っているが、215.81 がストップ。(青い水平線)
このラインが呑み込まれなければホールドだ、
陰線が呑み込まれたら手仕舞いだ。
ラインは引いていないが、ストップのラインが呑み込まれたわけだ。
トレードでは、利益が増えてゆくにつれ、ストップの位置を、エントリーしたサイドの方向へ伸ばしてゆくことが大事。
彼はこの時点でプラスなのだからここまでの利益をカタに、同じようにストップを付けてゆけば、+150ドルのゲインは+300ドルへと倍増したというわけだ。
ストップは負けた場合の安全ネットの役割だけではなく、利益を伸ばすためのガイドラインの役割も果たすツールとしても使えるのだ。
そのためには、ワンパターンではなく、臨機応変にストップを付ける工夫が大事になる。
ワンクリックシミュレーションの数をこなすことで、このことは、おのずとわかるようになるはず。