こちらにあるサイト内検索で「目から鱗」を検索すると、いくつか見つかるはずですが、今回のは最大サイズのウロコかもしれません。
と書き始めたものの、どこからどう書いていいのやら・・というのはいい意味での迷いのためです。
トレーディングは、本質的に問題をしっかり解決しないことには、損益の数字がよくなってゆかない世界です。
自身の保身最優先のため、己の買いのタイミング自慢が横行している昨今の日本なのですが、今や王道としてあちらこちらのブログで見ることができます。
ですが売りのタイミングについて具体的な判断基準について言及しているところは、私の知る限り皆無です。
これには「いついくらで買ったのかがわからないから」、というもっともらしい理由があるからなのでしょう。
そのためアンタッチャブルな領域として、書き手と読者間で暗黙の了解となっている節が見られるわけです。
では考え方を含めたプロセスがきちんと説明されているかというと、そんなことは有馬温泉。(笑)
と長い前振りになりましたが、とにかく手仕舞いをしなければ、買っただけでは利益は生まれないわけです。
ですが、ここに大きな問題がひとつあります。
それは、その時点での各自の懐具合の事情がどうなっているのか?という点です。
たとえばトレードフロアでの3分足を使ったデイトレーディングの場合を例に挙げて説明してみましょう。
まず最初のユニットでの損益がいくらになったのか?
これは非常に大事なポイントとなります。
なぜなら、この数字はその後のトレードの戦略へ、大きく関わることになるからです。
このことを、アタマの片隅へしっかりと刻み込んだうえで、さてここから先です。
それは2013年5月24日(金曜日)の夜のナスダックマーケットでのことでした。
SCTY へのエントリー時点でのトータルプロフィットは、マイナス615ドル。
ストップの位置は マイナス150ドルの位置。
この時点では ADSK とBIDU はホールド中。
AKAM を手仕舞いして、 SCTYと入れ替えたわけです。
さて次のローソク足は陽線。
危なかった。(笑)
さてさらに3分が経過してこのようになりました。
赤いマークがエントリーの位置です。
このチャートにはストップのラインがありません。
ここで、問題です。
彼の立場になって考えてみてください。
さて、あなたならどこにストップをつけますか?
何ドルの位置でしょうか?
メールまたは問い合わせフォームにて、「何ドル」と回答をお寄せください。
正解された方には、素晴らしい賞品を用意しています。
どんどんご応募ください。