トヨタから広告料をたくさん貰える日本のマスコミは、かなりバイアスをかけた報道をしているようです。
トヨタの決算発表では自動車の売上げは20兆4191億円。
営業利益は9,447億円で利益率4.6%。
金融部門は 1兆170億円で営業利益3,158億円となって利益率 31.0%。
自動車販売部門では17兆円余りの売上があっても利益はわずか216億円。
しかも、日本国内では2,070億円の赤字。
マスゴミによると、今期トヨタは1兆円の営業利益予想と報じていますが・・
単体では、売上9兆9,500億円で営業赤字予想が700億円。
トヨタ自動車単体だと、すでに700億円の赤字を予想しているわけです。
短期借入金は4兆895億円(+6,388億円)で長期借入金が7兆3378億円(+1兆2,955億円)
長短期の借入金増加額は1兆9343億円。
膨大な現金があるはずのトヨタが一年で2兆円余りの借入をする理由は?
マスゴミが報道している利益は1兆8000億円。
そのうち、1兆円余りが本業で稼いだ利益で、為替差益と株の評価替えで8,300億円余りを計上しているわけです。
これを差し引くとトヨタの利益は1兆円余り。
その30%は30%を超える超高収益の金融部門の稼ぎ。
金融部門の利益率はサラ金も真っ青の超高収益構造。
トヨタの車が売れれば、ローンで買う客は増えるわけで。
なので、借入をどんどん増やして、利益率の高い金融業で儲けようというわけですか?
なんてのは、煙幕というか目くらまし?(笑)
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