遅くならないうちに、返事を書かないと・・と思いながら遅くなってしまいました。
実は激励を兼ねたご質問を、いただきました。
ありがとうございます。
下記が、東京大田区にお住まいのトレーダーの方からいただいた、メールの内容です。
一昨年夏にセミナーに参加させていただいた ****です。
昨年末にはStockUSAの玉置さんを紹介していただきました。
ありがとうございます。Apex Clearingに口座を開設することができました。
これで、また一歩実トレードに近づきました。
さて 「Coolに過ごそう」毎回拝見しております。本当に勉強になります。
それで4月27日の「活況株式市場」も ふむふむと読みすすみました。
トレーダー達の成績まで読み進み、皆さん$1000以上利益を出しているのだ!
と感心していると、3人目の成績がでていました。 最初のユニットは負けているか(自分と同じ)
累計は?$751(自分と同じ) あれ? もしや と思ったら自分のトレード記録でした。
何となく気恥ずかしい様な? うれしい様な! 少しは参考にされる立場になれたか?
自分のトレード記録がこのように示されるのも、やはりとても嬉しいものですね。
複数ホールド ○
$-150まで ○
15秒以内執行 △
というところでしょうか?(甘めで)
自らのトレードを見直してみてエントリーが遅い。
チェックリストが正しく記入できない。
もう少し長くホールドできらば! などで、この日の成績ももっと伸ばせたのだろう と反省しております。
馬渕先生はお分かりだとおもいますが、この週の初めのトレードはひどい結果でした。
最初のユニットで大きく損を出して、その後もひどいことになりました。
ここで教訓 「最初のユニットは逆に動き出したら直ちに脱出」
良くなったら、また入ればよい。 ということにして週の後半にのぞみました。
「Coolに過ごそう」やBREAKSCANの「チャートで見るネットエイド米国株」は本当に勉強になります。
ネットエイド、デモトレーダーなど多くのツールを開発、提供していただいて本当にありがとうございます。
実トレードに近い環境で、いろいろな体験ができる素晴らしい訓練ツールだと思います。
頭で理解しているから実際にクリックできる までスキルを伸ばして行きたいと思っております。
私事ですが、3月末で日本大学医学部を退職しました。 これからはトレーダーが主になります。
是非「エクゼキューショナー・パーフェクトセミナー」にも参加させてください。
ますます、腕を磨いてゆきたいとおもいます。今後ともよろしくお願いいたします。
成績の良い方の損益表を勝手に掲載しているのには、理由があります。
掲載されるのは、その日のマーケットでのトップクラスの成績をマークされた場合です。
これが何を意味するのか?
それは、トレードで必要となる要素が、バランスよく、組み立てられた結果だ、ということです。
つまりその人には、毎日そういうレベルの成績を出せるだけの、それぞれの要素が、すでに備わっている、ということに他ならないのです。
もちろん「まぐれ」で、たまたまもの凄く動く銘柄を掴むというケースは皆無ではありませんが、それはレアなケースです。
つまり、トレード中にうまく勝つための要素をバランスさせることができれば、毎日同じような結果を出せるレベルにまで来ているということになるわけです。
そこで「よしもっと工夫してみよう」などというモチベーションを維持しながら、さらに続ける事ができる人は、必ず目標を達成させることができるはず。
この方も書かれていますが、疑問を持つということは、とても大事なことです。
それは「何か変だ」という引っかかりがあるからこそ、「疑問というカタチ」になるわけです。
トレーディングは、スケートで4回転ジャンプをしなければならない、というほど難しいスキルは必要ありません。
決められたことを確実に実行できるように、自分の成績を振り返り、第三者の目で見つめることで、問題点を改善する、という訓練ができるかどうかなのです。
技術を身につけるということは、そういうことなのではないでしょうか。
私は、アメリカで職を失ったときに、トレードと出会いました。
経済的に完全に自立しなければ、一家心中しなければならないほど、一度は追い詰められたわけです。
ですが、それは自分で自分を勝手に追い詰めただけであり、それは幻想なのだ、ということにある日気がついたのです。
そこまで追い詰めないと気がつかないなんて、いまだに自分では信じられないことですが(笑)それが事実なのですから仕方ありません。
自分を振り返り、客観的に見つめることがどれだけ難しいことなのか。
トレードという世界では、真剣に取り組めば取り組むほど、この事実とイヤでも向き合わなければならないときが、必ずやってきます。
ですが、それはとてもラッキーなことなのではないでしょうか。
死ぬまで自分と対峙することなく、漠然とした失意を抱きながら人生を終えることを考えれば、こうした気づきは、まさに天国への扉の前で佇むことと、同じなのではないでしょうか?
自分が必要なツールや環境を構築し、それを使えるようにすることで、多くの志ある方を人生をよい方向へ変えることができる可能性を胸に、毎日を過ごせることが、どれだけ幸せなことなのか?
この価値を知る人は、誰でも私と同じ事をするはずです。
なぜなら、自分一番救われることになるからです。
何だか「禅問答」のようになってきました。(笑)
というわけで、今日はこのあたりで終わりにしたいと思います。
よい週末をお過ごしください。