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東京は福島と、ほぼ同じくらいの放射線照射を受けている。
フライデー5月10・17号より抜粋
潮干狩りも要注意 首都圏海岸線はセシウムがいっぱい
| 放射線量独自調査の第4弾の報告
└─── 桐島瞬(ジャーナリスト)
福島第一原発から拡散した夥しい量の放射性物質は、関東全域に降り注いでいる。
本誌はこれまで3度にわたり、関東地方の放射線量を独自調査(4月5日、19日、26日号)。その結果、1都4県で除染基準(地上1メートルで毎時0・23マイクロシーベルト)を超える“ホットスポット”が見つかった。だが汚染されているのは、空間や地表だけではない。
海岸も放射性物質に侵されているのだ。
今回はゴールデンウイークから潮干狩りシーズンを迎える関東の海辺を測定した。
すると18カ所で採取した砂の大半から、放射性セシウムが検出されたのである。
最も高い汚染地を記録したのは、東京湾にある『葛西臨海公園』(江戸川区)だ。
この公園が接する海には、旧江戸川と荒川の2つの河川が流れ込む。(中略)
原発問題を追及する市民団体『たんぽぽ舎』副代表の山崎久隆氏が解説する。
「原発事故で飛び散った放射性物質の多くは最初、北関東の山林に降り注ぎました。
樹木の葉などに付着したセシウムは雨水に溶けながら地表に流れ落ち、やがて上流の河川に混じる。
それが河口付近まで流れてきているのが、現在の状況。
外部被曝は心配ないが、海岸で土壌に含まれるセシウムを吸い込めば、内部被曝してしまいます。
関東レジャー海岸の放射線量と汚染値
江川海岸(千葉県木更津市江川)
富津海岸(千葉県富津市富津)
葛西臨海公園西側(東京都江戸川区臨海町)、
お台場海浜公園(東京都港区台場)
ほかいくつかの地区
福島在住のジャーナリストが告発 「地元住民も食べない放射能汚染された山菜が闇出荷されている」
(日刊ゲンダイ)
春を感じさせてくれる山菜。
フキノトウは終わったが、これからはタラノメ、コゴミ、ゼンマイ、ワラビ、ウドなどがうまい時季になる。
GW中、料亭や天ぷら屋に予約を入れて食べに行く人もいるのではないか。
だが、それが“ワケあり山菜”だったとしたらどうだろう。
実は知らず知らずのうちに、放射能汚染された山菜を食べている可能性があるという。
林野庁はコゴミ、コシアブラなど細かく種類を分けて、福島県民に山菜の採取・出荷・摂取の自粛を呼びかけている。
ところが、「守らなかったとしても罰則規定は特別設けていない」(林政部経営課特用林産対策室)。
それをいいことに福島県産の山菜がコッソリ出荷されるケースが後を絶たない。
福島県在住で食問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏がこう言う。
「天然物の福島県産の山菜は絶品です。でも、地元の人たちは放射能が体内に入ることを恐れて、食べたくても食べません。
ところが、産地がばれさえしなければ、高級料亭が山菜を高値で買ってくれます。
そこで“山菜マフィア”ともいうべき卸売業者が介在し、東京、名古屋、京都、大阪などに大量の福島の山菜が卸されています」
料亭なども産地偽装の山菜とは知らずに客に提供していることがほとんどだという。
手口は簡単です。要するに産地偽装。新潟、宮城、山形産の山菜に福島産を紛れこませるのです。
私に裏ルート出荷の実態を打ち明けてくれた方は、“闇出荷”している卸売業者とは、原発事故前からの古い付き合いだと言っていました。
また、山菜を摘んできて流す人も、食べる人に悪いとは思っていても、職が見つからず生活に困っていたりする。
おいしい山菜が生えてくる限り、絶対になくならない問題だと思います。
人口の流出
小選挙区ごとに2010/3から2011/2、2011/3から2012/2、2012/3から2013/2の出生数と死亡数それぞれの合計を求め、出生数を死亡数で割った値(出生死亡比率)の変化率が「出生死亡比率の変化率」。
2010/3から2011/2と2012/3から2013/2の出生死亡比率を用いて計算した値。
「出生死亡比率」が1なら出生数と死亡数がバランスし、自然増ゼロ状態。
1より大きければ自然増、1より小さければ自然減、つまり死亡が出生より多い。
「出生死亡比率の変化率」の値が小さいほど「出生死亡比率」が時間の経過とともに悪化、低下していることを示し、死亡数増または出生数減、あるいはその両方が起きていることを示す。
町田市や柏市は、福島県内と同じような変化率を示していることに注目。
福島県内からは女性や子どもが流出していることによって変化率が悪化している。
東京近郊でも同じような悪化を示している。
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