通称「Google Glass」と呼ばれている。
メガネは軽く、柔軟性のある素材で作られている。
下の動画を見れば、どのようなものかは一目瞭然。
わずか1分で大体の操作がわかるようになっている。
Glass How-to: Getting Started
起動直後の時計がホームスクリーンで左右にタイムラインがあり・・
左には未来の予定
右には過去の記録
というわかりやすい操作性がウリ?!
両手が自由なままで、写真やムービーを撮影することができるため、アメリカでは、店内でこのメガネをの装着を断る店も出てくる始末。
Gmail や Evernote などのアプリも使えるという。
発売予定は2014年あたりになるようだ。
ニューラルネットワーク(人工神経回路網)
このメガネは Google によって運営される秘密施設 Google X Lab で開発されたのだが、新しいニューラルネットワーク(人工神経回路網)も開発中とのこと。
これは人が監督することなしに物を識別・分類することが可能なシステムだという。
全くのゼロから人間の幼児程度まで人工視覚野を発達させることができるもので、たとえば全く白紙の状態から、何百万もの未分類のイメージを分析。
「これはネコ」「これは人の顔」と分類することができるという。
Google のチームは、すでに低解像度の人工視覚野を効率的に作り出すことに成功している。
トータルで1万6000のプロセッサコアを含む1000のコンピューターを搭載したこのシステムは、YouTubeから取り込んだ200×200の画像1000万枚を分析。
システムソフトウェアは3日以上かけて何百というニューロンと、何千(あるいは何百万)ものシナプスから構成されるネットワークを作り出すわけだ。
そしてシステムは色や線、角や丸みといった物の特徴を識別し、それらの特徴から物を分類することが可能になるという。
スケールアップされたこのシステムは、Google の画像検索を改良すると予想されている。
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