今日は天気が良かった。
初夏の気候は、目に鮮やかな新緑と共に初夏を感じさせてくれる。
夕方の生田川公園を、オフィスのベランダからトイカメラモードで撮影。
まずは、車に乗り込んでの印象だが、ドアの開閉音はしっかりしている。
決して安っぽい音ではない。
なのでまずは好印象。
C6より寸法は小さいのに、フェンダーから見える見切りなどは、C6と余り変わらない感じがする。
ボディーが丸いせいだろう。
前後バンパーにはパーキングのためのセンサーがあるため、駐車時にはディスプレイにはアシストのマークが表示される。
だが、やはりバックカメラが欲しいところ。
C6はバックカメラを取り付けてあるので、バックはこのC4より遙かに気がラクだ。
ミラーには車のサイドに車がいると、柿色の小さなランプが点滅し、斜め後ろ横や横に車がいることを知らせてくれる。
なかなか便利な機能だ。
走り始めて気がついたのはフロントスクリーンへのダッシュボード上面の映り込みがかなり強いということ。
特にC6は対策をしてあるので、その落差が大きく、特に天気がいい日は、とても見にくかった。
上の写真ではわかりにくいかも知れないが、前のトラックの下から半分くらいまでは、映り込みでかなり白っぽくなっている。
フロントウィンドウに近い黒い部分が、日の光で白っぽくなるため、これがかなり映り込むのだ。
それとこの車もそうだが、ダッシュ上面の面積が比較的広い車は、どうしても映り込む範囲が広くなってしまう。
意外にも運転席側のワイパーが短いというか、上部がワイプされない構造なのも気になる。
運転には支障がないとはいえ、全くワイプされない部分がこれだけあると、どうしても気になってしまう。
C6は完全に上の部分までワイプするため余計に気になるのだろうか?
この写真でもフロントウィンドウの上20%位はワイパーが届いていないことがわかるだろう。
これは設計の問題なので、どうしようもない。
メーターは自照式なのだが。ステアリングコラムの上面が反射し、常に映り込むのには参った。(笑)
大体において上の写真のようには見えないのが残念。
通常はこういう感じ。
とにかく反射光が目に入るので、見にくいのだ。
メーターのガラスの角度が悪いためで、この角度を変更すれば解決できるはず。
ユーザー側でできるのは、ステアリングの上部に反射防止のフェルトを貼ることくらいだろうか。
給油タンク口のオープナーなど、スイッチ類は、わかりやすい位置にある。
オーディオのサウンドは、まあまあ。
オーディオユニットには、USB端子が右前にあるので、iPod 等を繋ぐことができる。
シガライターや、カップホルダーはこのスライドドアの下にある。
iPad などの電源は、このシガライターへ差し込んでいる。
蓋を閉めれば隠れるので、スッキリとできるのがメリットだろうか。
ただこの中に、カップホルダーがあるのだ。
カップホルダーは、このように深いところにあるため、かなり使いにくい。
短いボトルなら、蓋をすれば隠れてしまうほどの深さがある。
さて大事なハンドリングについて。
まず中低速でコーナーを回るときに感じるのは、キャスターアクションの強さ。
どちらかというと、強め。
ステアリングを切ったあとで、ステアリングが自然に戻るというより、かなり強めに戻ろうとするのだ。
自然かどうかというと、ちょっと不自然な感じといっていいだろう。
C6はこのキャスターアクションが絶妙な案配で、非常にナチュラルなのだ。
そのため、余計にそう感じるのかも知れないけどね。
街中の走行でのハンドリングは文句なし。
高速道路でも安定しているのだけれど、どうしてもC6の素晴らしい直進性と比べてしまうと分が悪い。
路面が不整だと、微妙な修正が必要になるわけだが、まあ値段相応というか、この値段の車としては頑張っているといえるだろう。
乗り心地だが、金属バネの車としてはベストの部類に入る。
柔らかいけれどダンピングの効いた乗り心地は、さすがフランス車、といいたくなる。
金属バネでもシトロエン独特の味を出しているのはさすがだ。
たたし、これも C6 のハイドロの乗り味を知ってしまっていると、物足りないのだが、まあ無い物ねだりなので悪しからず。(笑)
続く・・