大学時代、部活の帰りに電車の乗換駅の天王寺駅にあった「眠眠」。
歳月は流れ、偶然神戸の六甲口で見つけた「眠眠」。
カミサンと時々訪れていたが、店は突然休業し、今は全く別の建物が建っている。
六甲口店は、店長一人が全ての料理を作っていたが、どの料理を食べても美味しかった。
店長いわく、眠眠はオーナーが認めた腕の料理人にしか、のれん分けをしないらしい。
そのため、味が一定水準以上に保たれているのだという。
通い始めた頃、六甲口店の店長が、どこの店は誰が料理を作っているなどと、話してくれたことがあった。
だが、小太りだった店長が、少し見ない間に激やせしていたことがあって、その後店は閉店。
あの痩せ方は、どこか身体の具合が悪いのではいかと、カミサンと話していたのだが・・
今でも近所を通ると想い出すのだが、ああいう味はしばらくご無沙汰だったので、今日父を連れて三宮の眠眠へ行ってみた。
三宮駅西口のそば。
この界隈は店が多いので、近所で尋ねてようやく辿り着いた・・
スプレーで落書きをされている・・
入り口からはカウンターしか見えないが、奥にはテーブルがあって結構広い。
女性従業員が二人で、カウンターの中は店主と助手二人という布陣。
11時半頃に入ったが、食べ終わる頃になると、客は次々とやってくるのだった。
年配の男性一人が圧倒的に多いが、年配の女性客二人連れも結構多い。
なので一人前のオーダーは「餃子イーガー」と昔のままで、いやあ懐かしかった。
タバコを吸う人が多いのだが、窓が開いている席に着席。
換気はバッチリ。(笑)
醤油ラーメンは、しっかりと塩味が効いて、見た目よりあっさりと美味しかった。
餃子の写真はブレていてボツ。(笑)
うっかりしてISO100のままだったのが原因。
92歳の父はこういう店は初めてだが、結構美味しかったと、まんざらでもなかったようだ。
まさにB級グルメの王道をを行く店だった。