タイアを交換して以来、高速道路を含め、ある程度の距離を走ったのでここらで備忘録。
まずタイアを交換した直後の印象だが、足回りが軽くなったという印象は全くなし。
むしろバネ下重量が増えたかのように感じたのだ。
履き替えたあと、高速道路に乗るまでは、もっぱら市街地走行だったためだろうか。
というわけで第一印象は余り良くなかったのだ。
だが唯一のネガはこの部分だけだ、といっていいだろう。
とは言っても、タイアが路面と直接コンタクトする部分のアタリは、確実にマイルドになったと感じたわけだが・・
シトロエンのハイドロは、路面表面が細かい不整が連続すると、意外に伝わってくる傾向にあるのだが、ガイアパワーをつけてからは、タイアが減っても、ほとんどそういう感触はない状態だった。
そこでこのタイアに履き替えたわけだが、古くなったゴムが、新しく弾力性のあるゴムに変わったという手応えは、全面的に嬉しい変化だといっていいだろう。
プルプルしたゴムの感触が、イコール、ニュータイアを履いたという、ポジティブな印象に繋がるのだ。
そして高速道路へ入ったわけだが・・
速度域が上がると、まるでジキルとハイドのように、俄然このタイアの良い面ばかりが伝わってくる。
これには少し驚いた。
まず、タイアそのものがまん丸い、つまり真円性の高さが、モロ伝わってくる。
燃費が良くなるだろうなあ・・と感じさせてくれるのだ。
オレはそれほど燃費命!というわけではないのだが、それでも良いに越したことはないからね。
そして、とにかく「滑らかにタイアが回っている」というフィールががあるのだが、これは音とも関係しているのかも知れない。
とにかく静か。
C6はガラスが二重になっているうえ、もともと遮音性の高いクルマなので、静かなクルマだ。
だが、タイアのいわゆるロード・ノイズは、無音という感じで、とにかく静かなタイアだなあ・・ってちょと感激した。
ハイドロの滑らかさに加え、タイアの滑らかさの相乗効果だろう。
高速道路に入ると、このタイアは、まるで別人のように豹変するのだ。(笑)
市街地でも70キロを越えると、このタイアはそのよさが、ズンズンン前へ出てくる。
速度違反に気をつけなければならないタイアだ。(笑)
どうなっているのだろうと、車を降りて、思わずタイアのトレッドパターンを見てしまったほど。
タイアを交換後、始めて走り始めた印象で感じた、唯一のネガ要素である、バネ下重量が増えたかのような印象は、慣れるにつれてあまり感じなくなってきている。
そのため、いわゆる全体のバランスとしては、とても乗り心地の良い、新しいタイアを履いているという印象の方が遙かに勝ってきているのだ。
このタイアは最新の技術で作られた、いわゆるハイテクタイア。
走り込むにつれ、昔から履いていたかのように、馴染んできているため、今ではつくづく新しいタイアはいいなあ・・ということになるわけだが・・
ひょっとすると、これはオレの順応性が高いせいなのだろうか?
と思ったりするわけで、さてホントのところはどうなんだろう。(笑)
コメントする