父の愛犬ジローが死んでしまった。
23日金曜日のことだった。
ちょうど娘が帰省していたのだが・・
カミサンと娘は、入院できる病院を探して走り回り、手を尽くしてくれたのだが、娘は哀しい想いを胸に、金曜の午後に神戸を後にすることになってしまった。
ジローは前日の木曜に入院させ、点滴をしていたのだが、そのときから医者は多分ダメだろうと言っていたのだ。
医者いわく、原因は人間の食べるものを、食べさせ過ぎたせいだろうということだった。
父が去年の5月頃に大腸癌で手術をする際、散歩へ連れて行き、食事はドッグフードを一日2回だけでにして、ジローの調子は良くなっていたのだが・・
この頃の写真を見ても、すでに太っていた。
その後も父は「かわいさ余って」だろうか、自分の食べるものを食べさせ続けていたのだった。
結局食べさせ過ぎのため太り過ぎ、最近では少し動くとすぐに息が上がってしまう状態で、見るに見かね、食べさせすぎだと何度も言い聞かせたのだが、結局聞く耳を持ってくれず、残念なことになってしまった。
抱きかかえ、嫌がるのに口を無理矢理あけて、ものを食べさせるのを見て、カミサンと心を痛めていたのだが・・
父の犬でもあり、ある程度以上口を挟めなかったのが、今となってはとても残念だ。
問題は父が、いまだに人間が食べるものを食べさせすぎたことが、それほど悪いことではない、と思っているという点だ。
動物を飼いたいのなら、自分で躾のできるものを飼うべきなのだが。
シロー亡き後も、依然残るこの難しい問題が、果たしてこの後どうなることか・・
コメントする