シミュレーショントレードでのトレーニングで欠かせない損益計算プログラムをバージョンアップ。
今までは0秒の時にグリーンになっていなかったので、0秒で色が付くように変更。
損益計算プログラムで、執行記録のバックグラウンドに色を付くのは、スリッページを喰らいにくいタイミングで執行がされていることを示しているわけです。
下記はバージョンアップ後の表示です。
0秒から5秒までに執行されると、背景がブルーで表示されます。
いわゆる理想的な執行タイミングに該当します。
濃いグリーンは6秒から10秒までに執行された場合です。
今まで通りの薄い色だと、11秒から15秒までに執行されたことがわかるというわけです。
この変更の発案は、トレードフロアの Executioner 達でした。
デモトレーダーでの執行の場合に比べ、リアルティックでの執行の結果は、損益面から言うと、よりシビアになるわけです。
特に10秒を過ぎて15秒までの間だと、明らかな差が出ることになります。
ですが5秒までに執行すると、デモトレーダーとリアルティックでの約定値のバラツキは激減するのです。
たとえば買いの場合だと、ローソク足の陽線が明らかに伸びると、誰もが買おうとするわけです。
そのため売り物が少なくなり、待ち行列に並ぶことになります。
そして自分の順番が来たときには、値段が高くなってしまっている、ということになってしまいます。
つまり執行された結果を見ると、高値のヒゲ掴みになり、少しのプルバックでも、カットロスしなければならなくなってしまうのです。
さらにカットロスしたときの損失も大きくなってしまうわけです。
これを防ぐには、分足が確定した時点からできるだけ早いタイミングで執行ボタンを押すことなのです。
つまりあらかじめ計画的に決められたタイミングで、狙い撃つ執行を行う訓練をすることが大事になります。
実トレードへ移行するには、欠かせない必須のスキルです。
このスキルが身についているかどうかが、色分けされて表示される、というわけです。
この機能を有効に利用して、高い執行スキルを身につけていただければと、願っています。
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