自分のトレードの記録と分析をブログへアップし続けているトレーダーは少ない。
なぜなら、途中でメゲてしまうからだ。
第三者の目でトレードを見つめる絶好の機会を自ら放棄するなんて、なんて勿体ないことをするのだろうかと思う。
下記はあるトレーダーの記録だが、疑問を投げかけている。
結論から書けば、オープニング直後であろうとなかろうと、ローソク足が確定するのを待つ。
これは基本中の基本。
トレーディングでは、一つのミスが連鎖を生み、間違った判断を誘発することが多い。
本来なら上の位置がエントリーポイントなので一本分遅くエントリーしている。
しかも長い陽線なので、陽線3本のあとでのエントリーと、同じことになってしまっている。
そのため途中で手仕舞いをすることになったというわけだ。
しかも本来なら、次に入れ替える銘柄を探しているはずの時間。
なので、途中で手仕舞いすることはないはず。
ここでもルール違反をしている。
正しい位置でエントリーしていれば、陰線一本の後で手仕舞いしても利益は出ている。
陰線2本の後でも、まだプラス。
このように、間違えたり、ルール違反を犯すと、全てが不利に働くことになってしまう。
トレーディングでは、落ち着いてチャートを見る。
これに尽きるのだ。
ミスをしないよう、決められた手順に従う。
これだけで、すべてが有利に運ぶのだ。
だが彼はこうしてブログへ疑問を投げかけることで、大事なことを学ぶチャンスを得たのだ。
この姿勢はとても大事だ。
人は誰もが間違いを犯す。
だが疑問や間違いは人を成長させ、進歩のための起爆剤となりえるのだ。
これを忘れないようにしたいものだ。
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