ロジクールのハイエンド向けマウス「ワイヤレスマウスG700」を試す PC Watch
有線と無線に両対応したマウス。
一般的にワイヤレスマウスは、ポーリングレートが低く、機敏な操作には向かない。
だがこのマウスでは専用のワイヤレスアダプタが開発され、無線でも最大1,000Hzという有線と変わらない高いポーリングレートを実現しているという。
ワイヤレスマウスには、必ず充電しなければならない。
だがこのマウスはケーブル式で充電するため、有線で使うと、全く充電する必要はなくなるというわけだ。
バッテリーはエネループ1本が付属している。
ポーリングレートは、1,000Hz以外に、125/200/250/333/500Hzを選択することができる。
高い方が追随性は上がるが、同時にCPU負荷も高くなるという。
設定は、WEBサイトからソフトウエアをダウンロードしてインストールする。
そして上の画面のような画面で設定を行うわけだ。
これは現在の設定だが、有線接続でのこの状態は、素晴らしい使い心地だ。
DPI接続レベルは一番左側の1250の設定。
一番右側のマークに設定してある2700にすると、手首を捻るだけ。
27インチ縦置きディスプレイ3枚使いで、左から右端まで一気にマウスカーするを移動させることができる。
そのかわり、細かい作業では、デリケートな動きが要求されることになる。
レポートレートを上げるとマウスの反応が敏感になる。
このレポートレートとDPI感度とのバランスを取りながら、使い心地の良いレベルへ追い込んで行くことができるので、相当高いレベルの使い心地を追求することができるというわけだ。
というわけで性能的には全く問題ないわけだが、実際の使い心地はというと、マウスの形状がなかなかナイス。
幅広いバリエーションの握り方に対応できるようなカタチなので、とても使いやすい。
ホイールは、クリック感がほとんどないが、その分高速でスクロールさせることができるし、指にも負担がかからない。
マウスを握ると側面はザラザラしたプラスチック素材で、一般的なマウスとは違って最初はちょっと戸惑ってしまった。
だが慣れてしまえば、「滑らない」感じがしてなかなかナイス。
カスタマイズを前提としたボタン類にはさまざまな機能を割り当てることができる。
マウスは普通に握ると、親指は上の図の前側の、通常だと「進むボタン」のそばに来るわけだ。
つまりこのボタンは親指が最もクリックしやすい位置にあるわけだ。
だがブラウジングでは「進むボタン」というのは「戻るボタン」に比べると使用頻度は圧倒的に少ない。
なので、進むと戻るのボタン設定を逆にしてみた。
下側のボタンも同じように設定。
上と下のどちらを押しても、ブラウジングでは「戻る」ことができるというわけだ。
素晴らしい使い心地になったというわけだ。
マウスの写真は全て FUJIFILM X20
3日も使ったあとで今までのマウスを使ってみたが、精度が悪いうえ、親指のボタン設定機能が逆なので、戻れなくなってしまった。(笑)
というわけで、早速もう一台のPC(セミナーで使うPC)用に、このマウスを、もう一つ注文することにした。
アマゾンだと5000円台の値段なので、この使い心地なら、オレ的にはもの凄くリーズナブル。
良い買い物だった。^^
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