神風ギャッププレイは3分足が一本形成されたあとでエントリーするトレード手法だ。
そのため、エントリーの可否を見極める時間が非常に短い。
では、チャートのどこをチェックすればいいのだろうか?
東京マーケットでのある銘柄をサンプルに解説しておこう。
まず成功例から。
アサヒビール(2502) +1万6千円。 2本目で入ってOKのパターン。
日揮(1963) これは2本目で入るとカットロスになる。
それもマイナス9千円。マイナスは5千円以下に収めたいところなのにだ。
何が問題なのか?
神風ギャッププレイでは、3分足の1本目は レンジアベレージの50%あたりまで伸びている必要があるのだ。
2本目のローソク足の始値から、プラス236のガイドラインまでは約9円の距離。
つまりこの例では、レンジアベレージの50%には足りないうえに、サポートまでの距離がありすぎるわけだ。
一方のアサヒビール(2502)の例を見ると・・
3分足の1本目は レンジアベレージの50%アタリまで伸びている。
しかもこの50%のガイドラインは、プルバックの際に、強力なサポートとして機能している。
このように、フィボナッチリトレースメントのガイドラインは、株価の下落を支え、そこで反転するケースが多いのだ。
このようにフィボナッチのガイドラインは、抵抗線として働いてくれるケースが多い。
2013-02-15 09:02:37 はっち DeNA(2432) S
DeNA(2432) +3万9千円 +7万5千円
このケースではフィボナッチの 61.8%のガイドラインが、ショートのプルバックを支える役割をしている。
このケースでは念のためこの61.8%の位置で手仕舞っている。
だが61.8%が抵抗線となって再び下落を始めたら、陰線の2本目で再度エントリーだ。
レンジアベレージを一気に突っ切って下落。
素晴らしいゲインとなったわけだ。
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