朝7時頃、自宅からエレベーターに乗ったら、ものすごくいい香水の匂いに遭遇した。
朝から予想外のことが起こるというのは、気分のいいものだ。
寝ボケたアタマにぼんやりと浮かんだのは、誰なんだろう?
シャキっとしたアタマでもたぶんそう思ったはずですが。
自宅からはエレベーター乗り継ぎの20階まで下りるため、高層用のエレベーターに乗ります。
ロビーから20階まではノンストップ。
そこから最上階の37階までは各停というパターン。
なのでホシはたぶん20階から37階までに住んでいる誰かなワケです。
朝7時なので配達系ではないし、受付嬢たちでもない。
さぞステキな人なんだろうなあ・・
ってオフィスのマイクロバブル風呂で、にやけながら、至福の時を過ごしました。
確率としてはガイジンの可能性が高いのではないかと。
アメリカに住んでいると、こうした「トンデモく非日常的良い匂い系」をつけている女性とすれ違うことがあります。
当然思わず振り返ってしまうわけです。
あれはなんというか本能的なアクションなのでしょう。
追いかけて、何をつけているのかを聞きたい誘惑に駆られるます。
大体そういう匂いをさせている女性は、つけ過ぎないまさに適量のため、どうせでも良い匂いがさらに際立っていることが多いのです。
たぶんその余りにもステキな匂いのため、アタマの中の思考がしばし中断されるのでしょう。
そのため追いかけていって、聞いてみよう・・
というアクションを起こすにはちょっと遅すぎるタイミングになってしまうわけですよこれが。
なので、追いかけていって聞いてみたことは一度もないんですね。
ただ日本へ戻ってからは、そういう機会はまずありません。
繁華街ですれ違う女性で、超Aクラスのよい匂いの人と出会う可能性は、隕石が落ちてくるほどの確率でしょう。(笑)
お水系だとそれなりのものをつけていますが、大体は付けすぎでアウト。
香水は何をつけるかも大事ですが、どれくらいつけるかはさらに大事な点なのです。
絶妙な匂いというのは、こ2点が巧くバランスしたときだけに解き放たれるのです。
そういう事情もあってでしょうか、超Aクラスは若い女性にはまずいないのが現実。
少なくとも30台から上でしょうかねえ。
アバウトなハナシですが・・
で男はと言うと、まず壊滅状態。
いい歳をして夜系とかセクシー系は、よりカッコ悪いわけで。
特に男は、仕事の関係で難しい事情はあるわけですが、それでも日本人の男性は全くダメ。
アメリカ人は、少なくとも臭い人の割合はもの凄く少ない。
日本人はタバコの匂いをさせている人が多く論外。
自分じゃあハナがバカになってわからないんでしょう。
清潔感のある、かすかな香りが理想的なワケですが、言うはやすし、行うは難し。
まずは付けすぎない、適量を知ることが大事。
これは人には聞けないので、カミサンか娘にチェックして貰って覚えるわけです。
香水売り場では、一日2種類くらいしか試せないので、両腕につけて、時間が経った時の匂いをチェックするわけです。
で自分に似合っているかどうかを、カミサンや娘にチェックして貰います。
いくらいい匂いでも、似合っていないとダメ。
自分で言うと自慢になりますが、歯医者や循環器科のナースによく聞かれます。
「馬渕さん、いい匂いがしますね」ってね。
日頃の努力が報われる瞬間ですな。(笑)
この瞬間、鼻の下は最大限に伸びているはずなので、余り顔は見られたくない気分。(笑)
ま、日本のオッサンでいい匂いというのは、天然記念物に指定されてしかるべきな確率でしか生息していないという環境も、有利に働いているのでしょう。
なので、少しの努力で報われる可能性の高い分野でもあるわけです。(笑)
面白いことにちょっと可愛いナースしかこういうことは言ってこないんですね。
可愛くないサイドの女性からは言われることはまずありません。
と断言してもいいでしょう。
不思議です。
大事なのは自分に似合ったものを探せるかどうかではないでしょうか。
なので、香水を付ける前に、香水の似合わないオトコとなると、そっちから要改善ということになるわけで・・
双六だとスタート地点に戻ってしまうわけです。(笑)
やはり日頃からの心がけが、こういうシーンでもモノを言うというわけです。
世の中巧くできていますな。(笑)
こういうハナシを書くと何故かエイドリアンを想い出す。