以下のようなご質問をいただきました。
お世話になります。質問したいことがあります。Hp内にある『無料で使えるチャート』からFreeStockChartsを利用しているのですが、このチャートでフィボナッチリトリースメントの設定の仕方を教えて頂けないでしょうか。
『236ガイドラインとは、その銘柄の20日間平均の値幅を100%として、始値から上下に23.6%の位置を表示したもの』とあるのですが、どうすればいいのかわからなくて。。。ご教授いただければかと思います。宜しくお願いいたします。
いわゆるイントラデイのトレーディングでのフィボナッチガイドラインを分足チャートへ設定し、トレード中に表示させて利用することはまず無理でしょう。
CQGというソフトはマクロで様々なスタディを記述できるので可能ですが、それ以外のソフトだと、手動でガイドラインを引かなければなりませんが、そういう時間はないはずですが・・
設定はできます。
方法は以下の通りです。
こうしたフィボナッチのガイドラインを引くためには、起点と終点が必要になります。
フィボナッチでは、起点と終点の距離(トレードでは値幅)を1に設定する必要があるからです。
まずボトムスキャンで上記のようにレンジアベレージの1.0という位置(100%)の株価を知る必要があります。
そしてこの60.13ドルへ水平線を引かなければなりません。
ですがフリーストックチャートだと、この銘柄のこのケースでは、60.12しか表示されません。
このチャートソフトでは縦の幅を変更することができないからです。
最初のローソク足の始値と、60.13あたりへ引いた水平線を目安に、ガイドラインを引きます。
この例では1本目が50.0近くまで上げているので、神風ギャッププレイが可能です。
2本目のローソク足のアタマでエントリーですね。
ただ実際の動いているマーケットで、手動でこうした手順でガイドラインを引くのは、現実的ではないでしょうね。
複数銘柄へ設定しなければならないわけですから。
ボトムスキャンの、236や50の株価を見て、そこへ水平線を引く方法をお薦めします。
こちらにFreeStockCharts の日本語使い方ガイドがあります。