運転席から前の車などの写真を撮ると、ダッシュボードがフロントガラスに反射し、一部分が白っぽく写ってしまうことが多い。
また、運転しているときでも、夕方に遭遇しやすい逆光状態では、かなり見にくくなる。
こちらに動画があるが、まさにこういう状態になるわけだ。
こちらでは、起毛紙を強粘着の両面テープで貼り付けているが、問題は見栄えだ。
で探し回った結果、最初から裏が粘着シールになっているものを発見。
植毛紙の粘着シールタイプ 短毛 黒 520×790mm を2枚購入。
現物を見ると、まさにブラックホールのような黒さだ。(笑)
上の写真でも、周囲の色が吸収され、植毛紙の周りだけシートの色が青っぽく写っている。
肝心の貼る作業だが、意外にやりやすかった。
まずは大体位置合わせをしてから、裏側の紙を剥がし、粘着する状態にして貼ってゆくわけだ。
粘着部分がむやみに強力に貼り付かないので、少しくらい、うっかりくっついても大丈夫。
難しいのはダッシュボード手前側のエッジ部分。
ダッシュボードの木目との境界は、少し被るようにしてから、爪で隙間へ押し込んでから、カッターで丁寧にカットすればよい。
かなりキレイに貼れたが、カーブになっているエッジだと、粘着部分がむやみに強力に貼り付かないのが裏目に出て、どうして浮いてしまうのだ。
今のところは、小片を同じ目の方向へ併せて貼っているが、それほどカッコ悪くはない。
で、全部に貼り終えてどうだったかというと、プロが貼ったように凄い!という出来ではない。
だが、自分で貼ったといえば、上手ですねえ・・と言われるレベルだと思う。
問題はエッジだ。
透明なコーキング剤を薄く塗ればいい気がするのだが・・
あとは、カミサンを助手席に載せてどう言うかだ。
みっともなくなるから、やめた方がいいと言われたからね。
カミサンの友達が、同じようなことをやっていたらしいが、かなりみっともない仕上がりだったという。(笑)
植毛紙を貼る前。
左端は、植毛紙を貼っていないところが、映り込んでいる。
中央のナビのある出っ張りには貼っていない。
キレイに貼るのが難しそうだったからだ。
だが写真を撮ったり、肉眼で見るときも、ここは意外に邪魔にはならないのだ。
貼る前のダッシュボード。
このように前の車が日陰にいる場合、白っぽく写ると結構気になるわけだが、植毛紙を貼ってあると、非常にクリアだ。
貼った後の見栄えも、なかなか良いことが、写真でおわかりいただけるだろうか。
写真を撮ると、反射によって起こる白い部分と黒い部分の「まだら」が出現しないというのが、とてもいい。
肉眼で見ても、反射がないとこれほどまでに見やすいのか!と感動してしまう。
視力がいきなり上がったかのようだ。
これだけ見やすくなるのだったら、車のメーカーは、オプションでいいから、反射防止シートセットを売るべきだ。
安全面でもプラスに働くわけだからね。
しかしこれで、ダッシュボードの反射処理をしていない車では、運転をしたくない体質になってしまった。(笑)
続く・・
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