1月4日からの、手仕舞いによる購買力回復するルールによる影響はどうなのか?
という視点で毎日東京マーケットをWATCHしているが、やはりその効果は確実に存在するようだ。
特に大事なのがオープニングから15分くらいの時間だ。
今日の東京マーケット16日(水)では、いわゆるハイローバンドギャッププレイによるスイング系の、スイングスキャンというスキャニングツールが選択したのは1銘柄だけ。
というわけで、ボトムスキャンに表示された銘柄はどう動いたのか? を調べてみた。
今回は、田村氏に作ってもらった新しい追跡システムを使ってみた。
これは試作品なので、サービスとしては提供していないのだが・・
下は前場終了時の表示。
最初が9時5分の時点での銘柄と、レンジアベレージを1として、どれくらいの割合でその方向へ株価が動いているのかを示している。
次は30分経過した時点、次は10時、そして最後は11時半。
ロングサイドで青く太い文字が続いていれば、4つの通過時点で、株価は上昇を続けているということになる。
黒い文字は、その時間あたりで潜ってしまったということになる。
ロングサイド
塩野義製薬(4507) は9時5分の時点でレンジアベレージの 50% まで上げ、その後1時間上昇を続けた。
10時には、レンジアベレージを突破しているが、チャートでザッと見ると +20円位のゲインだ。
ブリヂストン(5108) は9時半が最も高い位置。ゲインは約+16円。
セブン & アイ(3382) は9時30分の時点で一度潜ってしまったことがわかるだろう。ゲインは約+10円。
ショートサイド
三井不動産(8801) ショートサイドなので赤く太い文字が続き、株価が下落を続けていることがわかる。
ゲインはザッと+50円以上。
T&Dホールディングス(8795) これは4つの経過時間が全て太い赤い数字だ。ゲインは約+15円。
ボトムスキャン銘柄は、トータルで+110円以上。
スイングスキャンだと1銘柄だけで、+15円ほど。
5分足くらいのチャートと見比べて追いかけているうちに、大体どの銘柄がどう動いたのかは、すぐにわかるようになる。
ボトムスキャンの過去ログをクリックしながら、時間ごとの動きを追う必要はないうえ、チャートを見なくても大体わかるので結構便利だ。
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