起業についての考察

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アメブロを筆頭に、ネットの世界では、起業して成功しようとする人たちのブログを、沢山読むことができます。

ですが、ほとんどのものは、ブログを読みに来る人を顧客にしようとしています。

そして起業の考え方や工夫を書くのではなく、それを何とか売ろうとするわけです。

 

たとえば、アメブロの規約を読むと、そういうブログは、いつ削除されるかわからないリスクを負っていることになります。

私はアメブロのブログで、読者を自分の仕事の顧客にしようと、書いているわけではありません。

自分の仕事は、独自のサーバーを持ち、独自のドメインを取得し、有料の情報と全く同じものを、すべて無料で公開しています。

    

 

なぜなら、仕事で稼いでいるわけですから、WEBの読者を対象に儲ける必要はないからです。

収支がブレイクイーブンなら上出来で、税金面で言えば、マイナスだと、もっとナイスなのです。(笑)

     

ですが、世間ではほどんどの場合、これだけ儲かる方法を教えるから、というもので、無料で公開されているものはほとんどありません。

何億円も稼いでいる人なら、タダで教えることもできるはずなのにです。

どんなことでも、知っているだけではダメで、それを実行に移せなければなりません。

    

ですから凄い方法をタダで教えても、できない人は一生できないのです。

自分で決めたことを守るのも、その一つです。

本来、タダで教えたからといって、競争相手が沢山増える心配など、全くないわけです。

  

         

真に成功した人は、何をどう考え、どういう風に毎日を過ごしているのか。

具体的な方法論よりも、その根底にある日常にこそ、真の成功の原動力が潜んでいるのではないでしょうか?

ですから、プライベートな部分が見えない、あるいは見せない人は、要注意です。

       

アメリカで大事な人を家族へ紹介し、自宅のパーティーへ招待するのには、理由があります。  

本当に成功し、仕事のできる人には、かならず一定の共通点があります。

成功している人には、それはすぐにわかるものですが、そうでない人には見えないのです。

世の中、良くできています。(笑) 

      

アメリカでは、おおよそ55歳から65歳以上の人が起業を成功させる確率が高いというデータがあります。

成功確率は、20歳から40歳歳の人よりも、2倍近くも高いのです。

フェイスブックなどの若い創業者は、数少ない例外だということを、忘れてはなりません。

   

      

企業を成功させるには、その分野に対する高い知識と、顧客のニーズを熟知し、協力してくれる人たちのネットワークが必要です。

そして何のために、どれくらいまで成功したいのか?という、具体的な目標が何よりも大事になります。

お金を残したいのか、手元に残らなくても、経済的な生活水準を上げたいのか、などといった目的によってやり方は全く変わってくるわけです。

ですから、本来人のやり方を、そのまま真似ても、うまくは行かないものなのです。

    

たとえば、マンションなどの不動産経営では、家賃に対する消費税はない代わりに、認められる必要経費が少なく、最後は高い税金を払わなくてはなりません。

控除される経費などの計上が少ないビジネスは、いくら売り上げがあっても、手元にお金は残らないのです。

回すことができても、漕ぐのをやめると、倒れてしまうのは、稼げば稼ぐほど、税金で持って行かれるからです。

   

       

日本から、ゲイツやジョブズやザッカーバーグのような逸材が何故輩出しないのか?

景気が悪くなればなるほど、大企業や公的組織に就職し、若いときから守りの体勢で一生戦わず、組織にしがみついて生きようとする人が増えるのです。

ですが、そういう人たちには、起業で必要な考え方が、スッポリと抜け落ちてしまうのは、当然のことなのです。

   

自分の価値が長年続けてきた仕事だけという状態では、真に経済的な独立を成功させることは、今や難しい時代なのです。

市場へ一人で投げ出されても、生きてゆける力を付けるには、自由な競争の中で真に必要となるものを知るため、ある程度の期間は、揉まれる必要があるのです。

 

シングルモルトウイスキーでも、12年ものより21年もの方が、遙かにコクがあって美味しいのです。

さてアナタは何年ものなのでしょうか?(笑)

   

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