米国ナスダックマーケット2(水)は大きめのギャップアップで始まりました。
そして最初から急上昇したのですが、多分獲れたトーダーは少なかったはず。
なぜなら、こうしたパターンに遭遇したときに、エントリールールが明確でないと、エントリーできないからです。
まず開始後31分過ぎの時点で指示した銘柄です。
2013-01-02 23:31:57 はっち DTV VIAB SNDK CMCSA SINA
どのチャートも一番上の太い青い線がレンジアベレージ。
つまり20日間平均でその銘柄が一日に動く値幅を示しています。
つまり理論上の、「これ以上上昇しないであろう」という、限界値なのです。
さてどの銘柄に、いつの時点で、エントリーすればいいのでしょうか?
CMCSA以外は、全て3分の時点で、レンジアベレージに達しています。
ですから3分足チャートを見る限り、3分後からあとでエントリーできる銘柄はないのです。
3分足2本の後で入ればまさに「ネギしゃったカモ」。
大きなロスを出すことになります。
ではどうすればいいのか?
わからなければ、1分足で見る必要があるのです。
3分足でわからなければ、1分足で見る。
これはトレードフロアで常に注意を促しているルールです。
1分足の1本目で、すでにレンジアベレージに達しています。
1本目が確定した時点で、すでに限界値へ到達しているのです。
なのに2本目以後にエントリーすれば、99%の確率で負けるでしょう。
これもダメですね。
1本目が終わってもレンジアベレージには届いていません。
3本目や3本目で入れば400ドルほどの利益を出せるパターンです。
1本目が終わると、レンジアベレージの50%の真下の位置です。
チャートを見れば、エントリーしても大きく負けることはないことがわかるはずです。
1本目が終わってもレンジアベレージの50%の下の位置です。
2本目が確定したら、エントリーです。
500株で +500ドルです。
つまり3銘柄同時ホールドをするなら SINA CMCSA SNDK の3つにエントリーすればいいわけです。
3銘柄をチェックシートをつけながら、どこで脱出すればいいのかをシミュレーションしてみてください。
500ドルから900ドルの利益を出すことができます。
2013-01-02 23:41:23 はっち ROST WFM short
1000株で +580ドル
3分足でエントリー位置がわからなければ、1分足を見る。
2013-01-02 23:42:10 はっち LULU short
500株で +1000ドルオーバー
この日も指示された銘柄をきちんと追いかけていれば、2000ドル以上の利益を出せるチャンスがあったわけです。
その半分しか獲れなかったとしても、1000ドル。
さらにその半分としても500ドルくらいは獲れるはずなのです。
自分には何が足りないのか?
を知るには、絶好のマーケットだったのではないでしょうか。
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