来年1月4日から、東京マーケットのいわゆる日本株では、手仕舞いすると購買力が戻り、なおかつ直前の損益も反映されることになる。
このルール変更に伴い、多くのご質問をいただいているが、まずはどのスキャンツールを使えばいいのか?
についてのご質問について。
一日だけの検証では何とも言えないのだが、まずは先週の12月25日のマーケットでチェックしてみよう。
以下はマーケット全体の動き。
◆トレード手法
フィボナッチの上下にある緑と赤の236ガイドラインを抜けたら、表示銘柄の指示に関係なく、越えた方向へエントリーというルール。
236ガイドラインとは、その銘柄の20日間平均の値幅を100%として、始値から上下に23.6%の位置を表示したもの。
◆◆9時5分の紹介銘柄
コード 銘柄名 株価
7270 富士重工業 1,078 買
8802 三菱地所 1,963 買
8830 住友不動産 2,734 買
8316 三井住友FG 3,085 買
3分足チャート
富士重工業(7270) +8円 +6円
三菱地所(8802) +7円
住友不動産(8830) +6円 +18円
三井住友FG(8316) 入ってもブレイクイーブン
株価が5円刻みになると、途端に穫るのが難しくなる。
というか5ティック分がなかなか動かないのだ。
じゃあボトムスキャンだとどうなのか?
緑は想定利益ゾーン
5分足
オリンパス(7733) +20円 信用取引なら53万円の資金で+2万円
アドバンテスト(6857) +4円 信用取引なら42万円の資金で+4千円
住友不動産(8830) 信用取引なら91万円の資金で+1万4千円
JFE HD(5411) +8円 信用取引なら52万円の資金で+8千円
花王(4452) +15円 信用取引なら75万円の資金で+1万5千円
グリー(3632) +5円 信用取引なら46万円の資金で+5千円
コナミ(9766) 信用取引なら66万円の資金で+2万円
第一三共(4568) +3円 信用取引なら66万円の資金で+2万円
ボトムスキャンの場合、トータルで信用取引なら最大372万円の資金で+8万9千円
月収160万円コース
日足ベースのスイングスキャンでの銘柄選択では+45円で+4万5千円
購買力が手仕舞いと共に戻るようになれば、ボトムスキャンの方が遙かに、利益を出すチャンスが増えることがわかる。
これが、たまたまこの日だけだったのか?
を検証するため、この連休を利用して連載で検証してみることにする。
乞うご期待!
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