エイミー・グラントは、素朴で飾らない表現が魅力だ。
カントリー畑出身だが、この曲を聴いている限り、そうした匂いは全く感じられない。
声の素朴な出し方と落ち着いた声の質感は、そうした「出身」によるところなのだろう。
Amy Grant - Have Yourself a Merry Christmas
Have yourself a merry little Christmas,
Let your heart be light
From now on,our troubles will be out of sight
Have yourself a merry little Christmas,
Make the Yule-tide gay,
From now on,our troubles will be miles away.
Here we are as in olden days,
happy golden days of yore.
Faithful friends who are dear to us
gather near to us once more.
Through the years
we all will be togetherIf
the Fates allow
Hang a shining star upon the highest bough.
And have yourself a merry little Christmas now.
Amy Grant - Have Yourself a Merry Little Christmas
上のライブではピアノの伴奏だけだが、Amy の歌の「丁寧さ」は、歌そのものに、ある種の説得力を与えている。
そして彼女の歌はとても上品なテイストを持っている。
このあたりが、カントリー畑のファンだけではなく、誰からも好かれる理由なのだろう。
このエレガントな上品さは、残念ながら日本の歌手からは感じることができない類のものなのだが、 声質とエレガントさの組み合わせが、歌を実に魅力的なものにしている。
それでいて、さらっとした風合いで歌われているのは、長いキャリアと実力に裏打ちされているからだろう。
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