「漏れ続ける放射能の影響」でも書いたが、放射能汚染が拡散拡大している。
原発から放射能は依然漏れ続けている。
おまけに関東では汚染地域の「がれき」を持ち込み、焼却が行われている。
焼却炉では瓦礫の放射能は60%程度しか除去できず、後は焼却炉の周辺環境へ放出されることになる。
災害廃棄物(がれき)について 福岡市長 髙島宗一郎x細野環境大臣 動画
石原前都知事は、どうしてこういうことを容認したのだろう?
そして今度は国政へ出馬するとは・・
放射能被害に関しての世界的なパワースピーカーであるヘレン・カルディコット博士が衆議院第一議員会館 一階多目的ホールで記者会見を行った。
福島第一原発事故を受けて、東日本、そして南東北と関東、特に東京などが放射性物質による健康被害とみられる状況が起き始めている問題について、どのような被害がさらに想定されるのかという事を考え、今後どういう対応をなすべきなのかということについての会見。
小児科医であり、女性としてもこうした問題に取り組んできた博士が、日本政府や国民に向けて語り、その知見を伝えるため。
この問題を、多くの政治家やメディアが誤魔化して、無視しようとすることを食い止めるため。
日時 11/19(月) 14時から14時45分 記者会見 (受付は13時30分より) 15時から16時 勉強会
場所 衆議院第一議員会館 一階多目的ホール
会見者 ヘレン・カルディコット博士
ヘレン・カルディコット医学博士プロフィール
1938年、オーストラリア・メルボルン生まれ。ハーバード大学の小児科でも教鞭をとり、2万3000人の医師を擁するPhysicians for Social Responsibility(社会的責任を果たす医師団)の創立会長となる。その傘下組織「International Physicians for Prevention of Nuclear War (IPPNW)核戦争防止医師会議」は、ノーベル平和賞を受賞。自身もノーベル平和賞候補になった。著書に「狂気の核武装大国アメリカ」(集英社新書)、「Nuclear Power Is Not the Answer to Global Warming or Anything Else(原子力は温暖化への解答ではない)」など。また、スミソニアン博物館は、カルディコットを20世紀で一番影響力のある女性の一人と評している。
内容のまとめ
メルトダウンが三回起きたことは歴史上今までなかったこと。何が起きているのか、本当のことはまだ誰もわからない。
日本政府や東電の言っていることは、うそばかりで信用してはならない。
福島の事故では、チェルノブイリの時よりも4.5倍から5倍の量が大気に放出されたと思う。
当初は、太平洋上に、次に市街地側へ流れた。今も、続いている。キセノンなどの核種は大量に放出されていることは間違いない。
福島第一原発からおよそ200種類の放射性物質が排出されたが、これらの物質については確認さえ、なされていない。セシウムばかり取りざたされるが、これはあくまで指標の一つ。
チェルノブイリでは立ち入り禁止区域は30km圏だけではないのがわかる。日本政府より、よほどソ連の方が対策を取っている。
汚染が高かったスウェーデンはダウン症と知的障害が増加している。
私なら土壌とハウスダストの汚染を調べます。
本来はこれら測定費用を国が出すべきお金で国に要求すべきです。
放射性物質は、非常に難しい。
目に見えない臭わない。
見えるようになると皆さんはわかるようになると思います。
少なくとも、去年ボストンでは、アメリシウムが検出されている。
アメリシウムは、プルトニウムよりも毒性が高いもの。
日本でも、他の核種を調査しないとならない。
悲しいことだけど一度体内に入った放射性物質を除去する方法はない。蓄積する。
放射性物質は濃縮する。そして何世代も続き、どんどん酷くなる。
福一4号機はM7クラスでいつ崩壊してもおかしくない!
もし、そうなった場合はチェルノブイリの10倍もの放射能が放出される可能性。
何かあったらすぐにボストンに住んでいる孫をオーストラリアに連れてくる。
南半球と北半球では大気の周り方が違い交わることはない。
こどもの甲状腺ののう胞は極めてまれなものだと、私は認識している。
子どもの甲状腺の問題は2種類。
液状ののう胞と結節。
結節は癌になる可能性がある。
転移すると脳に問題が出てくることもあって、チェルノブイリでも知的障害と形成不全が出ている。
検査するぐらいなら、逃げてください。!高い汚染のある場所から、汚染がない場所へ。
東京23区土壌が平均でセシウム合算800Bq/kgや世田谷区のハウスダストで50gのほこりで75Bq、つまり1500Bq/kg、セシウムが出ている現状からは・・
ごめんなさいね。私が東京の人間だったら、私は東京に今居ません。
妊婦、お子さんやそのお母さん、特に小さな子供がいる方、妊娠可能な女性は、今からでも首都圏から離れて下さい。
皆さんにこんな事を言わなくてはならなくて、本当に、ごめんなさい。
事故がまだ終わってない事を常に念頭に置いて下さい。
何が起こってもおかしくないのです。
今年三月に来日したバンダジェフスキー博士に続いて、カルディコット博士も「東京は住めない」と明言している。
こうした、海外の専門家で、本当のことを告げようとする人ほど、はっきりとした警告を行っていることを忘れてはならない。
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