執行位置について、下記のようなご質問をいただきました。
すぐにでも、色々ご質問させて頂きたかったのですが、何が解らないのかもはっきりせず時間がかかりましたが、最近自分の中でホットなエントリーに関してお聞きいたします。
本日の僕のブログ( http://coolhotlife.blog.fc2.com/ )にも記載したしましたが、現在のマイルールには、『反対方向へのギャップからのエントリー』を設定しておりません。
かつ、1分足チャートを封印している状態ですので、先週金曜日のようなマーケットではエントリーするのは難しくなります。
現在の能力に合ったルール設定を行っているので、冴えない日があっても仕方なくトータルで勝てばよいという考えも浮かびますが、エントリーに関するもやもや感がずっとあり、それを払拭する手がかりとさせて頂きたいので、『反対方向へのギャップからのエントリー』の考え方をご教授頂きたく存じます。
流れとしては、「管理銘柄の上位に位置するため、足確定時までに既にエントリーと決めており、次の足の寄り付きを見ずに執行する」あるいは、「足確定時に有力候補銘柄であり、次の足開始後すぐに最高値を超えてきたので執行する」のどちらかだと想像します。
恐らく前者だとは思いますが、その場合、チャート上から何らかの根拠を読み取っているのでしょうか?
あるいは、管理銘柄の上位に位置し、所詮確率論に過ぎないので、思いっきり突撃することも必要であり、失敗した場合は最小限のロスで逃げ、伸びる銘柄を1銘柄でも掴めればよいという合理的な考えに基づくものなのでしょうか?
また、形の良い銘柄を見つけましたが、経済指標発表前直前であり、安全のためエントリーを見送りました。
確定利益もない状態であったので、特に問題ない判断であると思いますが、いかがでしょうか。
経済指標発表前直前の、安全のためのエントリー見送りはOKです。
執行方法の考え方としては、3分足の確定時までに既にエントリーと決めていれば、次の足の寄り付きを見ずに執行するというのが正しい方法です。
もちろんローソク足の本体の高値をツライチあるいはギャップアップでエントリーできれば理想的です。
ですが、そうしたことを厳密に守ろうとすると、次の足を動きを見てエントリーをすることになります。
当然のことながらこういう方法だと、スリッページを喰らいやすくなるわけです。
さらには、動きを見てエントリーを中止するというケースも生まれることになるわけです。
反対方向へのギャップからのエントリーというのは下記のような例を指しているのだと思いますが・・
エントリー前の非常に薄いローソク足の本体の下の位置からギャップアップして始まった位置がエントリーポイントとなっています。
これも3本目の始まった位置は、2本目のローソク足の本体の高値に比べると低い位置、つまりギャップダウンして始まっています。
これも上のCHKPと同じでで、3本目の始まった位置は、2本目のローソク足の本体の高値に比べると低い位置、つまりギャップダウンで始まっています。
これはCELGと同じパターン。
CHKPと同じパターン。
2本前の陽線を、陰線が呑み込んだあとでのエントリー。
マイナス236のガイドラインがレジスタンスとなって、株価は上昇できないのです。
いかがでしょうか?
エントリー方向を支える抵抗線があれば、株価が急に反対方向へ動くケースは非常に少ないのです。
ストップさえ正しい位置につけておけば、万が一そういうケースに出会っても、大きなロスにはならないのですからね。