日本株で頭が痛いのは、出来高の少ない銘柄が多いという点だ。
そのため私のサイトでは、ボトムスキャンなどのサービスを受けられている方のため、様々な銘柄選択が可能になる、いくつかのリストを作成している。
安定したトレードをするうえで大事なことは、チャートが美しく、教科書通りに動きやすい、値段がいきなり飛んだりしない銘柄を選ぶことだ。
そのため、デイトレードでは1円刻みの銘柄を狙うわけだ。
下記は呼値刻み順に並べた最新の「日本株監視銘柄選択リスト」。
1円刻みではない赤い部分は、デイトレードには向かない銘柄だ。
デイトレーディングでは、呼値刻みが1円の銘柄を狙うのがポイント。
下記は最新の「日本株監視銘柄選択リスト」。
ティックアベレージという、一日の変動回数の多いもの順に並び替えたリスト。
このリストはトップ4銘柄が半日で1000回以上動いていることを示している。
そのため、この4銘柄だけを監視する。
というトレード方法もあるわけだ。
そしてこの4銘柄を監視し、フィボナッチの236のガイドラインを抜けたらエントリーだ。
できればパニックが起こるようなイベントを狙うこと。
ソフトバンク(9984)は最近米国の電話会社の買収で、一時的に急落した。
下記はソフトバンク(9984)の日足チャートだ。
15日に米携帯電話3位のスプリント・ネクステルを買収すると正式に発表。
だが株価は11日には、日足のトレードでは絶好のショートポイントまで下げている。
ここでショートをし損なったとしても、次のチャンスを狙えばいいわけだ。
株価が3千円台だと値刻みは5円。
そのため下のようにチャートが汚くなり、デイトレーディングには向かない動きをすることが多い。
このように、冴えない動きとなるわけだ。
だが株価が2千円台になり1円刻みになるとこのように美しいチャートになるわけだ。
10月15日1の米携帯電話3位のスプリント・ネクステルを買収すると正式に発表した日のチャート。
+91円 +42円 まさにネギしょった鴨だ。(笑)
信用取引なら資金79万円で9万1千円。さらに資金79万円で4万2千円。
10月16日 +34円
信用取引なら資金82万円で3万4千円。
10月17日 +29円
信用取引なら資金86万円で2万9千円。
テクニカルなトレード手法も、ファンダメンタル情報と組み合わせれば威力倍増というわけだ。
応用の利く方法なので、ぜひお試しあれ。