チャート画面表示が、いわゆる「神経衰弱モード」になっているケースが多いことを、このコラムでは、何度も指摘している。
一度習慣化されてしまったクセを直すのは、そう簡単ではないのだ。
だが直さない限り、一日250ドル、つまり一ヶ月5千ドルの利益を3ヶ月間続ける事はできないのだ。
銘柄を追跡するために表示されているウィンドウを並び変える、という技術は、繰り返せば、意外に簡単に習得できるものなのだ。
なぜなら「慣れ」は繰り返すことで、習慣化することができるからだ。
いわゆる「時間薬」のため、ある程度の時間さえかければ、誰でもできるようになる技術だといっていいだろう。
こうした訓練の障害になるのは、エゴ。
今までと違う方法なので、最初はスムースにできないのが当たり前なのだ。
だが「今までと違う」という違和感は「変えたくない」という心理となり、進むべき方向を変えてしまうのだ。
あるべきコースへ軌道修正をするには、正しく意識することから始まる。
トレードフロアでのトレーニングでは、このことを、しつこく繰り返し指摘している。
マーケットメーカーが率先して買っているあるいは売っている銘柄というのは、何か理由があるからだ。
だが我々は、リアルタイムでそれを知ることはできない。
だがチャートにはその軌跡がハッキリとあらわれるものなのだ。
どんどん上げている銘柄には、高値抜きを狙ってエントリーすることになる。
そこで障害になるのは、「これだけ上げたのだから、もう上がらないだろう。」という勝手な思い込みだ。
このように、トレーディングで障害になっているのは、意外にも「エゴ」や「思い込み」という、自らの心の「内」にあるものなのだ。
動いている各サイドのトップスリーを狙ってエントリーし続ければ、一日250ドルなど楽勝に獲ることができるのだ。
昨夜のマーケットは、比較的簡単な展開だったが、それでも勝てない人は、250ドルさえ獲ることができなかったはず。
その原因がどこにあるのか?
この検証ができていないと、また同じ事を繰り返すことになるわけだ。
下記のトレーダーの記録をご覧いただきたい。
指示した銘柄をきちんと追っていることがわかるはず。
彼のトレード記録の銘柄とと、ネットエイドでの指示銘柄を照合すると、見事に一致している。
チャートで銘柄を監視するシステムがきちんと機能していなければ、こうしたトレードはできないだろう。
見事だ。
2012-10-01 22:32:39 はっち KFT GILD BIIB CELG WYNN
2012-10-01 22:38:06 はっち QCOM INFA short
2012-10-01 22:38:29 はっち TIBX short
2012-10-01 22:39:42 はっち KFT AMGN BIIB ROST ESRX COST
下記は Executioner Internal というトレードフロアのトレーダーのためのブログからの引用。
◆総括
・前半で獲れていたので、経済指標発表後の急伸にも躊躇なくエントリーできたのが良かった。相対比較・判定にも大きな問題なし。
◆相対比較(前半のみ)
<42/4> Hold +375 / Total 0
■CL記入:○○ ■判定:ホールド ■結論:OK |
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■CL記入:○○ ■判定:ホールド ■結論:OK |
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■CL記入:×△ ■判定:ロスカット
■結論:OK
■脱出後のチャート |
<45/5> Hold +465 / Total -96
■CL記入:○○ ■判定:ホールド ■結論:OK |
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■CL記入:△○
■判定
■結論
■脱出後のチャート |
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■CL記入:△○ ■判定:ホールド ■結論:OK |
<48/6> Hold +430 / Total +14
■CL記入:○○ ■判定:ホールド ■結論:OK |
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■CL記入:△△ ■判定:ホールド ■結論:OK |
<51/7> Hold +575 / Total +14
|
■CL記入:○△
■判定
■結論
■脱出後のチャート |
■CL記入:△○ ■判定:ホールド ■結論:OK |
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■CL記入:×△
■判定 ■結論:OK
■脱出後のチャート |
<54/8> Hold +125 / Total +484
■CL記入:○○ ■判定:ホールド ■結論:OK |
<57/9> Hold +50 / Total +484
■CL記入:△○
■判定
■結論
■脱出後のチャート |
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