91歳の父は自分の部屋で、ジローという犬を飼っている。
だが父はほとんど掃除をしないうえ、積極的に換気をして臭わないようにしようという、意識がないのだ。
その結果、父がC6に乗ると、車内がものすごく犬臭くなってしまう。
臭い問題の難しさは、まず相手に「臭い」ということを、どう伝えるかという点だ。
なぜなら「何だか臭いですよ」と単刀直入に言いいたくても、「逆恨みされて嫌われたくない」という心理が働くからだ。
だが何とかこの点はクリア、臭いことを自覚してもらったわけだが、じゃあどうするか。
部屋が臭いだけではなく、父の場合、服をクリーニングに出すこともないので、室内に吊ってある衣類に犬の臭いが染みついている。
消臭剤を検索してみると、様々な消臭液が販売されている。
代表的なモノとしては・・
能書きを読むだけではわからないので、安い加湿器PRISMATE(プリズメイト)アロマ超音波式加湿器を購入。
上記の3種類を約二ヶ月かけてテストしてみた。
薄めて使えるニオイノンノは、ニオイノンノ自体の臭いがあるため却下。
P's GUARDと業務用消臭剤ミラクリーンRは、原液のまま使わなくてはならないので、非常に高くつくうえ、コストの割に臭いが消えない。
なのでさらに探し回り見つけたのがこれ。
いかにもなネーミングなので、どうなのかなとは思ったが、使ってみると今まで使った製品の中で最も効果が高かった。
しかも原液ではなく、50倍に薄めても、ハッキリとした消臭効果のあることが判明。
液を注ぐアダプターは無くさないよう、本体にビルトインで収納できる。
50倍に薄めるときの、計量容器。
下記の5リッタータンクなら原液は100CCなので、15CCを6回押して、10CCを1回押せば、50倍に薄めるための原液を注入できるというわけだ。
本格的導入のため、超音波噴霧器 HM-101 5L用を購入。
この製品の優れているのは、間欠機能があるという点だ。
消臭剤の消費コストを低く抑えるため、 1分噴霧して3分・6分・9分休止させることができるうえ、噴霧量も3段階に調節できるという優れもの。
そして、トドメは空気清浄機。
シャープの加湿空気清浄機・KC-A70-W をアマゾンから2万358円で購入。
このシステムを稼働させ、2週間経過した時点で、臭いニオイは激減。
超音波噴霧器は、1分噴霧・9分休止モードで、ニオイバスター液の噴霧吐出量は最小にセット。
24時間運転で、液の補充は1週間に一度という頻度だから、それほど手間ではないので、継続した消臭が可能になるというわけだ。
しかし長年に渡って染みついた、こうした類のニオイというのは、部屋の窓を開けて換気しようと、消え去るモノではないことを実感。
長い道のりだったが、これで一件落着!(笑)