半年ぶりに乗ったミニは、いわゆるプレミアムBセグメントに属する車だ。
一方で私ががいつも乗ってるC6はシトロエンのLセグメント。
ジャガーXJ・メルセデスSクラス・BMW7シリーズ・アウディーA8などもLセグメントでいわゆるメーカーの旗艦だと考えればいいだろう。
今回ミニの代車で借りたホンダ・フィットも、大きさはミニと同じBセグメント。
だがミニと違って、プレミアムは付かないBだ。
セグメントというのはヨーロッパでのクラス分けのことなのだが、自動車雑誌などではよく登場する用語で、最近は日本でもよく使われている。
代表的なセグメントの車を挙げると・・
Cセグメントはロワーミディアムでゴルフ・BMW1シリーズ・メガーヌ・プジョー307
DセグメントのアッパーミディアムはメルセデスCクラス・BMW3シリーズ・アウディA4
Eセグメント)エグゼクティブはEクラス・5シリーズ・A6
というところだが、他にも・・
スポーツクーペ > Gセグメント
オープンカー(コンバーチブル) > Hセグメント
SUV > Iセグメント 商用バンやミニバン > Kセグメント
などという区分けもあるのだが、このあたりは余り使われることはないようだ。
このように便利なクラス分けがあるため、比較するときは、同じセグメント同士で比べるのが普通。
ただ、セグメントは違っても、車としてのベーシックな性能が備わっていなければならないのは当然のこと。
だが現実はそうではないことの方が多いわけだ。
DセグもLセグも、商品としてはわかりやすいため、クルマを作ル側も明確にターゲットを絞ることができる。
だが中間のEセグメントになると、フラッグシップとして全力投入するわけでもなく、実用を軸にして作るのでもないわけで、足して2で割ったように、輪郭がぼやけやすいのだ。
なのでプレミアム系のDセグメントセダンは、絶対的な寸法では十分なのに、後席の居住性が完全ではない、なんてことになってしまう。
というわけで、後席がちゃんとしたのが欲しければ、やはりEセグメントから上だろう。
そうなるとお値段も、「黙って600万円コース」となるわけで、エンジンがデカく、スポーティ仕様が・・とか言い出すと、1000万円に近づいてしまう。
だったら、安いLセグメントの方がいいだろうね、というわけでC6にしたというわけだ。
と何だかセグメントネタで長くなってしまい、インプレッションまで到達できなくなってしまった。
というわけで、続きます。^^;
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