あたかもタケノコのように、新製品がどんどん出るデジタルカメラ。
デジカメinfo という、デジタルカメラの最新情報をひたすら紹介するサイトを見ると、予定がギッシリ。
今年の秋は、レンズの明るいコンデジが沢山リリースされるようだ。
カメラの評価は、価格コムの値段を見るとある程度知ることができる。
ピンボケしやすいので売ってしまった RICHO GR DIGITAL IV は \42,726 ナリ。
代わりに購入した 富士フイルム FUJIFILM X10 は \52,333 と高値止まり。
オレが買った値段より、高いではないか?(笑)
やはりいいものは、値段が落ちない、ということだ。
センサーサイズが大きいと騒がれた SONYサイバーショット DSC-RX100 はすでに \48,496 まで下げている。
ご愁傷さまです。(笑)
ソニーは、デジイチではキヤノンにかなわないので、「ミラーレス」をプッシュしている。
だが、後ろの液晶画面を見ながら撮影するこうしたミラーレスタイプのカメラは、外の明るいところだと、ほとんど使えない。
直射日光下では、背面の液晶は、ほとんど何も見えなくなるから、構図やレイアウトどころではなくなるわけだ。
適当に撮るしかないことになってしまう。
コンデジのX10も室内での食べ物撮影には威力を発揮するが、外では使用感がイマイチ。
構図がハッキリしない、わかりにくい、というのは写真を撮るときには、致命的な欠点となるわけだからね。
デジイチは、光学ファインダーなので、ファインダーを通し肉眼で見たまんまの構図で撮れるわけだ。
キヤノンがミラーレスを出したのは、ミラーレスを使っているウチに、やはりデジイチが欲しくなることを、想定しているからだろう。
デジイチを買ってくれる、予備軍が、ミラーレスを買う顧客層という図式だ。
これは、少し数を撮ればすぐにわかるハナシ。
だからミラーレスは安いモノで十分。
レンズ交換式のミラーレスカメラなんて、私に言わせれば愚の骨頂。
だったらKISSを買った方が、うんと幸せになれるだろう。
キヤノンは、ミラーレスの発売と同時に、1万2600円という安い値段で、デジイチで使うレンズのマウントアダプタを売り出している。
マウントアダプタを介してEFレンズを利用したユーザが、将来的に上位機種に移行しやすくなることを見越しての作戦だろう。
それにミラーレスやコンデジは、バッテリーの減りが意外に早い。
屋外で、最大輝度まで上げた液晶画面を長い間つけていれば、バッテリーが急速に消耗するのは当たり前。
コンデジに慣れてしまうと、逆にデジイチで撮るときの、バッテリーの持ちが呆れるほど長く感じるからね。
知らぬはホトケ。(笑)
コメントする