8月最後の米国マーケット雑感

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詳細はこちらにありますが、途中からよく下げました。

この日は経済指標が3つ発表されたわけですが、3つとも違う時間なので、心理的にストレスの高いマーケットでした。

ネットエイドでは 2012-08-31 22:40:59 はっち 細かく確実に獲るのが大事、こういう日はね。

とコメントしたのですが、ショートサイドはよく下げました。

 

経済指標の種類と発表タイミングですが・・

 

2012-08-31 22:30:49 はっち マーケット開始15分後に経済指標の発表あり
2012-08-31 22:30:55 はっち Chicago PMI シカゴ購買部協会景気指数
2012-08-31 22:31:01 はっち マーケット開始25分後に経済指標の発表あり
2012-08-31 22:31:06 はっち Michigan Sentiment  ミシガン大学消費者信頼感指数
2012-08-31 22:31:12 はっち マーケット開始30分後に経済指標の発表あり
2012-08-31 22:31:18 はっち Factory Orders 製造業受注指数

 

これだもんね。(笑)

  

事前のマーケット関係者の感触としては、とりあえずポジション調整しておこうといういうわけで、バーナンキFRB議長の講演前に売られたわけです。

これだけ売られても、ショートサイド銘柄でレンジアベレージという、一日の値幅一杯げた銘柄はほんの少し。

つまり動く値幅が少ないわけで、こういう地合いが続くと、利益を出すのが非常に難しいわけです。

  

ですがこの日は、この下げで、トレーダー達は、救われた感がありました。

トレードフロアでは全員揃って目標を大きく上回るゲインでを終えたというわけです。

2012-08-31 23:26:46 はっち >> トレーダー達はみんな終わって帰っちゃった(笑)

と書いたように、早退。(笑) 

  

で肝心の声明ですが、バーナンキFRB議長は雇用市場について「深刻な懸念」を表明、必要に応じて追加刺激策を打ち出すというメッセージを出したようです。

短期的具体策への期待にはほど遠い内容ですが、FRBの追加緩和策実施時期に近いという意味では、まよかったかな、ということになるでしょうか。

どちらにしても、我々運用チームにとっては、ファンダメンタルはほとんど影響を受けないので、どうなろうといいわけですが・・(笑)

  

ネットでメジャーなサイトをチェックすると、イロイロありますが、WSJ日本版はこういう関連記事は有料会員向け。

日経ネットもそうだけど、有料会員向けが増えて、何とか収益を増やそうというわけなんでしょうが、そもそもファンダメンタル情報にそれほどの値打ちがあるのか?

というと、ま長期保有の人は、こうした動きにも一喜一憂するでしょうから、購読する人もいるのかな、とは思いますが、どうなんでしょうか。 
  
 

無料のところを漁ってもそれなりにわかるわけで・・ ザッと見ただけでも・・

  

成長がどれぐらい強く、FRBがどれだけ積極的に動くかがポイントになる。
FRBは(景気支援で)一定の能力があることを市場に伝えようとしている。
具体的な手段の言及は避けつつ、雇用統計などの結果次第で緩和に動く姿勢を強調。
米住宅市場の低迷は続き、欧州金融危機が米経済の著しい減速要因になる恐れがある。
7月米雇用統計は新規雇用者数が大幅な改善だったが失業率は8%台に高止まり。
労働市場の改善は痛ましいほど遅く「長期間、米経済に構造的なダメージを与えると懸念。
これまでの追加緩和の効果を強調しながら、潜在的なコストも考慮されなければならない。
金融政策で経済を刺激するにも限界があるという点にも触れている。
市場では量的緩和第3弾(QE3)や事実上のゼロ金利政策の継続期間を延長するとの観測。

 

こういう矛盾を含んだかのような表明は、苦しいだろうなあ。(笑)

 

これ以上の細かい情報を有料で入手したからといって、確実に儲けることができるのか?

と言ってしまっては、身も蓋もないけどね・・(笑)

 

 

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