2012年08月30日 のCoolに過ごそう

難しいマーケットでどう勝つのか?

コメント(0)

最近のナスダックマーケットは、なかなか難しい動きが続いている。

直近での難しさは、今月末のバーナンキFRB議長の講演結果待ちのため、マーケットメーカーが積極的には動かないからだ。

米国ナスダックマーケット28(火)で概要を掲載している。

だがこういう難しいマーケットで手堅く勝てるかどうかだ。

トレードフロアのトレーダー達はなかなか良い仕事をしてくれている。

たとえば彼だ。

前回も紹介したが、彼のよさは、デコボコがあまりないという点だ。

負けが非常に少ないのだ。

この日のトレードは Executioner Internal という内部ブログへアップされているが、下記はその転載だ。

image

◆総括

・オープニングから方向感がないマーケットだったので、早めにロスカットしていった。Unshortableが多かったのであまり仕掛けず、終盤ロングトレンドに切り替わったところで、Panlにうまく入れたのが良かった。反省箇所は、単発エントリーが多いこと。他、候補がなかったか要検証。



◆相対比較

 <39/3> Hold 0 / Total -33

image

■判定
先物に方向感がなく、単独エントリーだったので、反転してきたところで途中脱出。

■結論
昨日のマーケットでは粘らないのが正解だった。

■脱出後のチャート
image



<45/5> Hold 0 / Total -113

image

■判定
先物・指数が236を超えるかという位置だったので、Longを仕掛けたが抜きそうになかったので、途中脱出。

■結論:OK

■脱出後のチャート
image

image

■判定
SNDKと同様に仕掛けたが、上に行きそうになかったので、マイナスになる前に脱出。

■結論:途中脱出で正解だった。

■脱出後のチャート
image



<60/10> Hold 0 / Total -146



image

■判定
Unshortableが多い中で仕掛けたが、もみ合ってすぐに反発してきたので途中脱出。

■結論
判定はOK。ただ、複数でエントリーできないのなら、仕掛けないほうが良かった。

■脱出後のチャート
image



<09/13> Hold +60 / Total -146

image

■CL記入:△△

■判定:ホールド

■結論:OK



<12/14> Hold +180 / Total -146

image

■CL記入:○○

■判定:ホールド継続

■結論:OK



<15/15> Hold 0 / Total +344


image

■判定
1分足で陰線になりかけたところで利益確定

■結論
伸びる銘柄が少なかったので、確実に利益を獲る方針で正解だった。

■判定時の1分足チャート
image



いかがだろうか。

最初のユニットでの負けを出来るだけ抑え、その後のユニットで手堅く獲っている。

2ユニット目の3銘柄の手仕舞いの位置も、手堅くルール通り。

言うのは簡単だが、コンスタントに「できる」トレーダーは、なかなかいないのが現実。

彼のトレードを継続して見ているが、一時のスランプを乗り越え、ここまで到達するための努力は並大抵のモノではないはず。

実運用チームへの参加へ、最も近いポジションに位置する優秀なトレーダーだといっていいだろう。

 

夕方の雲

コメント(0)

20120830clouds01.jpg

 

20120830clouds02.jpg

 

20120830clouds03.jpg

 

EOS 5D + EF16-35mm F2.8L USM

Euge Groove

コメント(0)

心の中へ、涼しい風を送り込んでくれる。

そういうアルバムをご紹介。

Euge Groove (ユージ・グルーヴ)は、元タワーオブパワーのサックス奏者という方が手っ取り早いかも知れない。

 

このアルバムは、試聴せずに買うというような、ギャンブルではなく「まっとう」に試聴をして購入したわけだが、ラッキーなことに、何枚かの気に入ったアルバムに出会えた。

その中でも、これは一曲目のイントロからハートを鷲掴みにしてくれた born 2 groove というアルバム。

こちらで、試聴可。

 

EugeGroove00B.jpg


 

1曲目はイントロのシンセベースが少しファンキーなサウンドが始まり、10秒も経たないうちに購入サイドへ大きく傾いた、この日の試聴で最も嵌ったアルバムだ。

低いゾーンでのセクシーなシンセベースにカブるのが、左右へコーラスでパンしたエレピのサウンド。

一瞬、目眩いのような効果に「たじろぐ」と、甘美なストリングスが流れ、まさに準備万端。

そこへユージンのソプラノサックスが少し「ためらいながら」切り込むのだが、ケニー・Gになることなく、美しいメロディーラインを縫う A Summer Nights Dream だけでも、迷わず買いたくなるはず。

これで売れなきゃ「どうするの?」という、この手の音楽が好きな方にの琴線を「くすぐる」作りは、途中のブリッジのリズムや、ちょっとバリーホワイトの入ったストリングスのアレンジによるものか?

ジャケットの Produder のクレジットを見ると Euge Groove と Paul Brown。  

 

EugeGroove01B.jpg

 

4曲目の Slow Jam ではテナーを吹いているが、美しくリリカルなプレイだ。

女性リスナーはイチコロか。(笑)

8曲目はこの手のインストものには定番の歌モノI Love You More Than You'll Ever Know が収録されている。

ソウルフルで本格的な佳曲だが、この曲まで試聴された方は、このアルバムを買おうという気にさせてくれるはず。

 

Euge Born は、1962年11月生まれの50才。

1984年に University of Miami School of Music を卒業。

後に、Joe Cocker ・Tina Turner・Huey Lewis and the News、そしてタワーオブパワーのメンバーという経歴だ。

 

エッジの効いた、ハスキーでメタリックなサウンドは、ケニー・Gのように甘くなりすぎないサウンドだ。

美しいメロディーに少しファンキーなスパイスを振りかけた、彼のサウンドが好きな方には、他のアルバムもどうぞ。

 

日記を面白くするには?

コメント(0)

自分の書く日記がどうも面白くないのです。どうすれば面白い日記が書けるのでしょうか?何でも構いませんから、とっかかりが欲しいのです。よろしくお願いします。

というメッセージが飛び込んできました。

文字による言葉の表現力をアップさせるには、テーマを決め、短文を書くことから始めてはいかがでしょうか?

 

writerB.jpg

日記というのは、普通自分の書きたいことを書くのですが、文章力のアップという点から考えると、漫然と日記を書いていたのでは、書くチカラは上達しません。

身体を鍛えるときに、漫然と動かしていたのでは効果がないのと同じ事ですね。

鍛えたい部分を、意識して動かさないと、効果がないのと同じ理由で、書くチカラを訓練するためには、ある程度の負荷が必要になります。

 

 
そして書くときの「精神状態」をベストに近い状態で保てるように、コントロールすることは非常に大事なポイントです。

つまり、運動の前の柔軟体操のように、固くなった部分をほぐしながら、少しずつ柔らかくなりはじめた「心」に働きかけて書くのです。

そうして書かれたものには、読み手の精神運動を、活性化する働きがあります。

読み手が感動するというのは、そういうことなのではないでしょうか。

小説では主にストーリーと構成のバランスで、感動させられることが多いのですが、いわゆるノンフィクションでは「何をどこまでどう書くか」です。

 

 
テーマは、内なる方向、つまりあなたのインサイドにあるテーマがいいでしょう。

外へ向けたものや、外部のネタ、たとえばニュースや事件などは、事実と速報性に価値があるわけです。

ですから、素人の我々がそうした素材をいくらこねくり回しても、現場に赴き、関係者の証言などを、独自に収集して構成しない限り、メディアによる報道を上回る説得力を持たせることはできません。

また、そういう作業をいくら繰り返したとしても、文章力を向上させることはできないでしょう。

 

 
私は日記を書くとき、テーマが自分の体験と絡み合っていないものには、手を出さないようにしています。

第一、自分がその場にいないことや、その場の空気が全くわからないことに対しては、書きようがないわけですしね。

ニュースを聞いてどう思った、などというようなことは、ワイドショーでコメンテイターと称する人たちの能書きで、多くの人は食傷気味だということは、覚えておいた方がいいでしょう。

私の日記に、政治やニュースネタがほとんどないのは、こうした理由からです。

 

 
漫然とした日記でも、少しの工夫で、見違えるようになります。

たとえば、今日一日のある行動をテーマとして書く場合、客観的記述部分をできるだけ短くすることです。

つまり誰がどこで何をしたか、という部分はできるだけ簡潔に短く書くことです。

 

そこの描写力や表現力がよほど長けていれば別ですが、そうでなければ、少し長いだけで、飽きてしまうものなのです。

あなたが大スターで、さらに読者が熱心なファンという関係なら話は別です。

そうでもない限り、あなたやあなたの家族が、どこへ行ってどうしたということに、大部分の読者は興味がないと考えるべきなのです。

  

  
面白さは、何故その行動が生まれ、そしてそこから何をどう考え、何を得たか、あるいはどうなったのか?にあるのです。

そして、その起承転結が明確であればあるほど、読み手に強く訴えかけることができます。

この部分が欠落した文章は、単なる「行動報告書」ですから、あなた以外の人にとっては、面白くと何ともないことになります。

 

冷静に考えれば当たり前のことなのですけどね。

この当たり前のことに気がついたとき、そのまま何もしないのか、それとも何らかのアクションを起こすのか?

ここが分かれ道になるのでは?

 

  

2012年8月

« 前月 翌月 »
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

2012年8月

月別アーカイブ