2012年08月25日 のCoolに過ごそう

今日の雲

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EOS 5D + EF16-35mm F2.8L USM

商用日本語

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将来書くことのなんらかのプロになりたいと思っています。スラスラと読みやすい「はっちさん」のようなスタイルの文章を書きたいのですが、何か秘訣のようなものがあるのでしょうか?

というご質問をいただきました。 

文を書くときに気をつけているのは、誰がどのようなときに読んでも、意味がよくわかるように書く、ということでしょうか。

読む人が疲れて頭が回らないようなときに読んでも、すんなりと意味がわかる。

これこそが、私の目指す文章です。

 

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わかりやすくいえば「商用日本語」で書かれたものということになるでしょうか。

なぜなら文章を「商用日本語」で書くことができれば、読み手の多くは「また読んでもいい」と思ってくれる可能性が高くなるからです。

私たちが普段目にする、お金を払って読む多くの本や雑誌は、基本的に「商用日本語」で書かれています。

 

ですから読み手は知らず知らずのうちに、こうしたレベルの文章が「普通」だという感覚を持っています。

つまり読み手はこのレベルを「普通」だと感じているわけです。

そのため、この「普通」というレベルに達していれさえすれば、表現上はその文章に対して違和感を持つことがないことになります。

  

最初は「個性的な文章を書こう」などということを意識する必要は、ないと思います。

というか、最初からそういうことは、できないはずです。

まずは誰が読んでも、すんなりと意味がよくわかる日記が書けるか?がスタートになると思います。

こう書くと「文章に個性は要らないのか?」という声が聞こえてきそうですが、もちろん、魅力的な文章にはハッキリとした個性が感じられるものです。

 

ですがその前にまずは「商用日本語」を書けるようになることが先決です。

そのうえでの、個性だと思います。

ここで書いている日記は、私なりの「商用日本語」で書いています。

書くときに目標としているのは、正しい「商用日本語」を特に意識することなく、自然に使えるようになるということでしょうか。

 

ということで「商用日本語」を書くためのポイントを、いくつか挙げておきましょう。

  

 

一つのセンテンスを短くする

私の日記を例に挙げると、ほとんどのセンテンスは2行以内で、ときおり、3行のときもあり、3行の後のセンテンスは、1行になったりしているはず。

短いセンテンスを積み重ねることで、主語と述語の関係や修飾句の係り方などが明確になるのです。

ですが、短い方がいいからといって、センテンスをすべて一行にしてしまうと、かえって読みにくくなります。

言葉にリズムがあるように、文章にもリズムがあった方が、スラスラと読めるからです。

1行、2行、3行を混在させるのは、文章にリズムを持たせるためなのです。

内容によっては、行数が多めになることがあります。

行数が多目の段落のあとには、行数が短い段落を書くと、文章の単調な感じがなくなり、リズムが生まれます。

  

 

センテンスや段落の長さに変化をつける

つまり、同じような字数の段落が続くのは避けたほうがいい、ということなのです。

少し字数が多いセンテンスの後には、短いセンテンスを書く。

短いセンテンスが続くときには、少し長い一文を書いてみることです。

こうした点に気をつけるだけで、全体が一読してわかりやすいものとなり、随所から個性を感じ取ってもらえることに繋がるはずです。

つまり「誰が読んでもわかる文章を書く」という制約の中から、個性というのは自然に生まれるものなのだと思います。

プロの作家には、一定の読者がついていますから、一つのセンテンスが少々長く、難解であっても問題はありません。

ですが私たちアマチュアは、著名な作家のように難解な文章をいきなり書くというのは、 避けた方がいいでしょうね。

  

  

複数の同じ意味のセンテンスを一つの段落に書かない

一つの段落の中に、同じような意味をもつセンテンスを書くと、スピード感がなくなってしまいます。

読み手は、早く先を知りたがるものです。

複数の重複したセンテンスは、読み手にまどろっこしいイメージを与えてしまう恐れがあります。
  

 

 
一つの段落やセンテンスの中で同じ言葉や表現を使わない

私の日記の文末を見ると、それぞれの文末の表現が違うはずです。

たとえば、ある文では「・・です。」と書かれ、その次は「・・でしょう。」となり、その後は「.・・だと思います。」と変化をつけています。

これは、読む人が飽きないように、私なりに工夫をしているからです。

ほとんどの文末が「・・です。」という表現だったらどうでしょう。

単調に感じてしまうはずです。

書くときはどうしても内容にだけ意識が集中することになるため、語尾というのはどうしても、同じような表現になりがちです。

ですから、文末はできるだけ変化球を投げるよう、心がけてください。

  

 

だからといって、特殊な「癖」のような言い回しを文末に使って個性を出そうとすると、「変人っぽく」なってしまいます。

文字や文体そのもので個性を出すのではなく、考え方や文章を使って、考え方を読み手に意識してもらえるような努力をすることです。

書き終わったら、少し時間をおいてから見直すといいでしょう。

そうすれば、語尾の変化のバランスがよくわかるはずです。

今日の雲

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EOS 5D + EF16-35mm F2.8L USM

 

 

無意識による分析法

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どうすれば「日記に見られる3つのタイプ」のようなものを考えついたり、分析をまとめたりできるようになるのでしょうか?というメッセージをいただきました。

答えるのが難しい質問です。

ですが基本的には「考え」をまとめて文字にする」という、プロセスをやっているわけですが、いくつか気をつけている点があります。 

 

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自分の考えや想いを相手に伝えるためには普通、言葉と文字を使うわけですが、言葉は録音でもしておかない限り消えてゆきます。

ですが文字は残ります。

そこで大事になるのは、言葉の使い方。

 

話すときは、相手の反応を見ながら、足りない部分をリアルタイムで補うということができます。

ですが文字では、こうした部分については、コミュニケーションをとって相手に過不足なく伝えると言う点において圧倒的に不利なわけです。

勝手につぶやいたことを単なる記録として残すだけなら、何も問題はないのですが、自分の考えをまとめ、誤解を生まないように過不足なく表現するというレベルで書こうとする、なかなか難しいものです。

では、そこに書かれた言葉から伝わってくる奥行きや深さというものは、何によって決まるのでしょうか?

  
   

それは、自分なりの独自の視点という切り口で見せる、という事に尽きるのではないでしょうか?

わかりやすい例を挙げると「日記はこう書くべきだ」と決めつけた主張というのは、よほどの証拠固めがないと、反発を受けたり、突っ込まれたりするものです。

ですが「自分は日記をこう書いている」ということに対しては、誰も口を挟めないのです。

  
 

そして、読み手が日記を通して独自の視点という切り口を見たとき、その切れ味が鮮やかで鋭いほど、強烈な印象を与えることになります。

自分なりの独自の視点で見るというと、難しそうですが、要はあるテーマでの問題を、何処まで掘り下げることができるのか?ということになるのではないでしょうか。

だからといって、掘った穴そのものや、掘った穴の深さを自慢する必要はありません。

  
 

そこまで掘ったからこそ見つけられたものの値打ちというのは、少しでも掘ったことのある人にはわかるものなのですからね。

そのためには、そのテーマを真剣に見つめる必要があります。

ですがそのテーマに対しての、独自の分析や、多くの人がなるほどと思うようなレベルの「答え」らしきものを見つけるのは、それほど簡単ではないのが普通です。

で すが、方法はあります。

  
   

私の場合、気になること、あるいは真剣に考えるべきだと思う問題がある場合、その問題が自分なりにまとまるまで、常にアタマの片隅にでも入れておく、つまり意識というスイッチを切らないようにしています。

酸素カプセルの中では、気になることや疑問が浮かぶことがかなり頻繁に起こります。

そうすると、そのことについて納得ゆくまで、考えるわけです。

考えすぎて死ぬことはないのですからね。 (笑)

  
 

ですが、そうして考えるといっても、毎日の生活があるわけですから、そのことばかりで頭の中を一杯にしておく、というわけにもゆきません。

ですから、常にバックグラウンドで、スリープ状態のまま待機をしている、といえばいいのでしょうか、そういう状態にしておくわけです。

その状態で、外で誰かに逢い、話し、あるいは何か関連するヒントに結びつくようなきっかけで出会ったとき、自動的にそのスイッチが入るのです。

  
 

このようにして一度スイッチが入ると、それが問題の琴線に触れるかどうかは、無意識のうちにわかるものです。

こうしてうまい具合に問題が「自分なり」に、そしてある程度の結論が出れば、パソコンの前で書き始めるだけ。

すでにそのときに書くべき事は、アタマの中で整理がついて固まっているというわけです。

   
 

もしこういうプロセスを踏まず、パソコンの前に座ってから書いたものと比べた場合、何が違うのか?

というと、結論が出るまでの練られ方、あるいはそうしたプロセスを消化するための時間においては、雲泥の差があるわけです。

当然、こうした要素は読む人に与えるインパクトの強さや深みに、大きな影響を与えるのです。

  
  

こうしたプロセスを、繰り返してゆくうちに、自分の頭の中にはこうした回路が自動的に生成され、スイッチさえ入れておけば、こうしたプロセスの処理プログラムが働くようになります。

無意識という領域の保つポテンシャルは、想像を上回り、時には驚くほどの結果を生み出すことがあります。

人間の脳というのは、意識することを繰り返すうちに、必要でより適した部分だけを無意識という領域へ自動的に格納し、処理効率を上げるということを、無意識にできるようになるのです。

  
  

これはトレードのメソッドを考えていたときに、偶然そういう体験をしたからなのですが、一度こういうことを体験すると、頭の中にはどうやらそういう道ができるようで、あらゆる出来事に対して応用させることができます。

そうなればしめたもの。

アトは無料で使い放題。

何といっても自分のアタマなのですからね。(笑)

ですがそのためには、常に肉体的にも精神的にも最良の状態を保っておく必要があります。

  
  

運動、指圧やマッサージ、さらにはモロモロのアイテムを駆使して、カラダを調整しておく必要があります。

ボロボロのマシンでは、十分な性能を発揮できませんからね。

  

天才とは1%のインスピレーション(霊感)と99%のパースピレーション(発汗)である - エジソン 

Remenber, hard work causes most everything to grow.

インスピレーション・ポスター

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米国のオフィスでよく見かけて、日本ではまず見ることがないのが、いわゆる「inspirational posters」と呼ばれるポスターだ。

渡米した頃、会計士や弁護士のオフィスを訪ねたとき、印象に残ったのはさりげなく壁に掛けられていた、こうしたポスターだった。

画像はサンプルだが、大体このようなスタイルのモノが多く、しかるべきサイズでフレームに入れられ、壁に掛けられている。

 

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使う目的だが、自分のインスピレーションが鈍ってきたときに、研ぎ澄ますための砥石のようなものだといえばいいだろうか。

   

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フォーマットは大体決まっているようで、黒い枠の下部にはその写真のテーマや、短い言葉が入っている。

 

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You're at a10. We need you at about a 7.

読む人に対して「文字とは違ったアプローチで語りかける」ためのものだ。

  

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We Can't Service without It

 

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ちまたにある「素材集」などに収められている写真も似てはいるが、こういうレベルで使えるものは意外とないもので、いわゆる市販の素材集というのは「無難」を絵に描いたようなモノが多い。

 

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特に日本では、こうした写真が飾られているオフィスを見ることはほとんどなく、ノルマとか誰が一番の売り上かかがわかるグラフなどが壁にベタベタと貼られていることが多い。(笑)

 

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ネットで探せば、額付きのものから、素材となる写真だけを販売しているものまで様々なアイテムを見つけることができる。

 

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Hidden Depth

どの国でも人気のある一枚。

サイズもいろいろなものが揃っている。

 

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ネットを丹念に探せば、パロディーっぽいものや、自作の作品を集めたサイトなど、様々なものが見つかるだろう。

  

 

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これはレクサスのデザインを「いただいた」!ジョークの入ったポスター。

 

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これは東京で住んでいたときの自宅ベランダからの写真を使っている。

自分で撮った写真にフォトショップで枠をつければ、このように誰でも自分の気に入ったものを作ることができる。

 

このサイトでは自動でレイアウトを制作してくれる。

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Surprise. Excite. Delight.

To ensure a great presentation do these three things

   

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これは神戸の自宅のベランダからの写真を使っている。

 

art.com では1700円から2500円前後、フレーム付きだと1万2千円前後で購入することができる。

お試しあれ。

 

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