米国のオフィスでよく見かけて、日本ではまず見ることがないのが、いわゆる「inspirational posters」と呼ばれるポスターだ。
渡米した頃、会計士や弁護士のオフィスを訪ねたとき、印象に残ったのはさりげなく壁に掛けられていた、こうしたポスターだった。
画像はサンプルだが、大体このようなスタイルのモノが多く、しかるべきサイズでフレームに入れられ、壁に掛けられている。
使う目的だが、自分のインスピレーションが鈍ってきたときに、研ぎ澄ますための砥石のようなものだといえばいいだろうか。
フォーマットは大体決まっているようで、黒い枠の下部にはその写真のテーマや、短い言葉が入っている。
You're at a10. We need you at about a 7.
読む人に対して「文字とは違ったアプローチで語りかける」ためのものだ。
We Can't Service without It
ちまたにある「素材集」などに収められている写真も似てはいるが、こういうレベルで使えるものは意外とないもので、いわゆる市販の素材集というのは「無難」を絵に描いたようなモノが多い。
特に日本では、こうした写真が飾られているオフィスを見ることはほとんどなく、ノルマとか誰が一番の売り上かかがわかるグラフなどが壁にベタベタと貼られていることが多い。(笑)
ネットで探せば、額付きのものから、素材となる写真だけを販売しているものまで様々なアイテムを見つけることができる。
Hidden Depth
どの国でも人気のある一枚。
サイズもいろいろなものが揃っている。
ネットを丹念に探せば、パロディーっぽいものや、自作の作品を集めたサイトなど、様々なものが見つかるだろう。
これはレクサスのデザインを「いただいた」!ジョークの入ったポスター。
これは東京で住んでいたときの自宅ベランダからの写真を使っている。
自分で撮った写真にフォトショップで枠をつければ、このように誰でも自分の気に入ったものを作ることができる。
このサイトでは自動でレイアウトを制作してくれる。
Surprise. Excite. Delight.
To ensure a great presentation do these three things
これは神戸の自宅のベランダからの写真を使っている。
art.com では1700円から2500円前後、フレーム付きだと1万2千円前後で購入することができる。
お試しあれ。