2012年08月20日 のCoolに過ごそう

持家信仰

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シアトルから日本へ戻ってから10年になるが、その間に賃貸マンションへ引っ越したのは5回。

以下は2回目の引っ越す前の、ちょうど今から10年前に書いた日記だ。

今週末から久しぶりの休みが始まる。だが、その前に部屋探しをしようかなと。

シアトルに家があるので、もう家はいらない。

シアトルの家だって、別に買いたくて買ったわけではなく、住みたいところには、アパート、日本で言うところのマンションがなかったため、家賃と同じ金額を払って買うことにしただけ。

 

もともと家なんて借りるもので、買うものではないと思っている。その理由は借りる方が絶対に得だからだ。まず第一に買ってしまったらそこから動けなくなる。

今の時代何が起こるかわからないのに、柔軟に動けるフットワークを自ら捨て去るということはチャンスを失うということになりかねない。

そりゃ今はここがいいと思っても、事態が変われば逆に不便な場所へと豹変するなんてことはザラにあるからね。

 

家を買う人って「毎月の家賃がもったいない」とかいう不動産屋トークを真に受けてしまい、チャンスを生かせるフットワークを売り渡していることに気がつかない。

慣れない高い買い物だから、動揺するのはわかるけど。

「家賃を払うというのは、お金を捨てるのと同じだから買った方が得」だなんて建売業者の回し者のような考えに染まり、10年前に無理をして家を買った人が、いまどんな状況かを考えれば、よくわかるはず。

 

ファンダメンタルを見て、ああだこうだといっても、その後のチャートを見れば、外れたかどうかは一目瞭然というのと一緒。大きな勘違い。

おまけに維持費や税金だってかかるわけで、これだってチリも積もれば山となる。

一生懸命にお金をためて、手間暇をかけて自分好みの家を建て、大事に住んでいても、転勤にでもなって、おまけにすぐに売れなければ、人に貸すことになり、貸した人に汚されてパー。

 

郊外に立派な一戸建てを持つと、確かに「人に自慢できる」という自己満足を満たすことはできるだろう。

だがそういう人に限って、広い家には寝るために帰るだけ。

自分の家のローンを払うために働くというのは、本末転倒。

 

「働くための家に住む」というのが本来の考え方だろう。まあ本人がよければ、どちらでもいいのだけれど。余計なお世話か。

日本文化は農耕民族の血を受け継いでいるから、百姓が自分の田畑を持つことにあこがれるという習性があるのかもしれない。

余裕があれば買えばいいと思うけど、無理をしてまで家は買うものではないだろう。

 

どうしてもどうしても郊外に住みたければ、都心に住む場所と、郊外に住む場所の二箇所を持つというのが正常な考えだと思う。

家を持っていれば値段が必ず上がると考えた人は、そういう考えがハズレだったということを、ここ10年でいやというほど思い知ったはずだ。

10年間前に比べ、買った値段から2000万円値段が下がったのなら、年間200万円の家賃を払ったことと同じだ。

 

家の値段なんて、上がるものもあれば、下がるものもあり、安いと思って買った家が下がり、高いと思った家が値上がりするなんてこともあるわけで、誰も先のことなんてわからない。

「何年か住めば、上がりますよ」というのは「何年か持っていれば上がりますよ」という証券会社のセールスマンと同じフレーズだ、ということに気がつくはずなんだけど、みんな「家」と聞くと、思考能力が停止してしまうのか?

それとも、コマーシャルにお金をかけているからか?

 

株と同じで、一生持っていようなんて思っていると、意外や意外、値段が大きく下がってしまい「塩漬け」なんていうのも似ている。

通勤に時間をかけ、自分の家のローンを払うためにいやな仕事を我慢して働くくらいなら、賃貸に住んで同じ家賃を払い、好きな仕事に転職し、毎日楽しく過ごした方が、運も向いてこようというものだ。

歳をとったら田舎で暮らしたいという人も多いはず。

 

だが、田舎には刺激がないことを忘れてはいけない。

刺激の少ないところに住めば、余計に老け込むのが関の山だ。

そうして、フェードアウトしたい人にとって、田舎はいい場所だろう。

だが、いつまでも若々しく過ごしたいなら、都会で暮らすという選択肢もあることを覚えておいても損はないはず。

   

 

1990年のバブル崩壊から日本はデフレ経済といわれ、物の値段が下がり続けている。

デフレが続くと国力が落ち、国全体が貧しくなる。

国力を上げるには投資のための資本を集めなくてはならないため適度なインフレが必要なのだ。

 

構造的に先進国は投資に対する弾力性があるのでデフレになりにくい。

だが戦後、先進国で唯一デフレになった国は日本だけ。

住宅ローンなどの借金は固定金利の場合、インフレになると軽減されることになるのだ。

だが、下のように日本だけは、ほとんどインフレになっていない。

IMF.jpg

世界経済のネタ帳より

このように日本は住宅ローンで家を買っても、インフレによるメリットがほとんどない状態なのだ。

HDRトーン

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週末に掲載していた雲の写真はフォトショップCS5を使って調整しています。

メニューからは、イメージ>色調補正>HDRトーンで選択するわけです。

ではその違いはどの程度なのか?

というわけで、それぞれの効果を比較してみました。

HDR04.jpg

まずオリジナルの画像です。

縮小してフレームに影をつけてあるだけで、画像そのものは撮ったままの状態。

 

HDR01.jpg

これがHDRトーンのデフォルトの効果です。

上と比べると、これだけでもかなり違います。

ショートカットキーに割り付けてあるので、キーを押すと一発でここまで変えることができます。 

  

HDR02.jpg

ディテールを+100まで上げるとこうなります。

ここまで上げることはありませんが、比較する際に、わかりやすくするためあえて+100まで上げてみました。

   

HDR03.jpg

ディテールを-50まで下げてみました。

このレベルまで下げることはありませんが、これも比較しやすいように極端な値にしてみたというわけです。

 

新人類とは何か?

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月曜の朝からいきなりで何ですが(笑)まあたまにはいいかなと。

かなり先のハナシなので、心配する事もないのですが、長生きして確かめたい気がします。(笑)

要点を抜粋引用すると、こういうことになります。

 

彼らがエイリアンと協力して作成した「ルッキンググラステクノロジー」によれば、この地球の未来には2通りのタイムラインがあるという。

第1のタイムラインは、核戦争後の地上に生き延びたグレイのような人類と地下に潜った西洋人。2万4千年後の世界である。その後、地下に留まった西洋人種も4万5千年後にはレプティリアン型のグレイに進化する。

第2のタイムラインは、地球は天変地異か核戦争のために生物が住めなくなり、月や火星の宇宙基地に待避していた西洋人種だけが生き延び、その後太陽系やその外に広がり、オリオン種族という金髪碧眼種へと進化する。5万2千年後のことだという。

新人類とは何か?:2012年後の世界?

 

というわけですが、言ってみれば確かめようがないハナシですが、そうならないと言い切れないのも確か。

目先のことで悩んでいる方には、結構効くのではないかと・・(笑)

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