ノンアルコールビールは、アサヒ・キリン・サントリー・サッポロ各ビールメーカーから発売されている。
だがこの4社のノンアルコールビールすべてを飲んだことのある人は少ないだろう。
というわけでノンアルコールビール、ジャイアントテストを敢行。
って大げさな。(笑)
フジフイルム X10 で撮影
左右両端の缶が歪んでいるのは、コンパクトカメラ特有の、糸巻型に歪む歪曲収差のため。
右端はサッポロのブラック。
すべて自宅マンションの地下にある大丸ピーコックで購入。
売り場にはノーマルもあったが、たまたまサッポロは2種類あったので、ブラックで参加。(笑)
実はこうした飲み比べは、何を隠そう以前アサヒとキリンで一度やったことがあるのだ。
だが今回は4種類の飲み比べ。
さてどうだったのか?
まず、一口ずつ飲んでみた。
アサヒとキリンは似ている。
サントリーは一番味のない、いわゆる「無味」な感じ。
サッポロのブラックは少し甘みがあるので、これが一番美味しく感じる。
とはいっても、ビールに比べると、味気ないのは仕方ないわけだが・・
ワインもそうだが、何も食べないで飲んだときと、料理を食べながらでは味の印象は変わるもの。
というわけで、食べ物を食べながら飲むと、どのように印象が変わるのか?という飲み比べ。
とはいってもいろんな料理を食べながらというワケにはゆかないので、とりあえずピーナッツ。(笑)
最も美味しく感じたのはアサヒ。
キリンは何だかまずく感じる。
食べ物なしで飲むとそうでもないのだが、食べながら飲むと、どうしてこうもまずいのだろうか?
これは以前飲み比べたときもそうだったので、まず間違いない。
サントリーの、無味さ加減は変わらずで、これだけ味のなさを貫き通すのは立派、と褒めたいくらいだ。(笑)
ただ実際には、家で何か飲みたい時に、まずいノンアルコールビールを飲む人は居ないだろう。
とはいっても、アルコールが全くダメという方には、この飲み比べをお勧めしたい。
現実に最も多いのは、外出先において、やんごとなき事情(笑)で飲まざるを得ない、というケースだろう。
だが私の経験では、ノンアルコールビールというと、一番まずいというか、私の舌と相性の悪い、キリンを置いている店が何故か多いのだ。
キリンは食べ物屋への営業力が強いのかどうかはわからないが、ほとんどのケースでキリンが出てきてガックリするわけだ。
サッポロが出てくることもあるが、ブラックはまず置いていない。
私の経験では、アサヒが出てくるケースというのは、残念ながら、もの凄く低い確率なのだ。
どこのノンアルコールビールですか?
と尋ね、もし「アサヒです」と言われたとき、神に感謝したくなるほどだ。(笑)
だがこうして飲み比べて味がわかってしまうと、キリンこ出会う確率は高いわけなので、ガックシ度も高くなるという、弊害がなきにしもあらず。
とはいっても、自分の味覚に合うモノを知っておくのは、悪くないと思う。
ま、知らなくても別にいいんだけどね。
と言ってしまっては、身も蓋もないよなあ・・(笑)