ロンドン五輪は間もなく折り返し地点を通過するが、日本は金メダルの数では3つの12位。
銅メダルの数だと1位。
総数では3位。
金メダルの数では中国とアメリカが 18個 でトップ争い。
金が獲れない日本。
日本オリンピック委員会(JOC)の目標は「金メダル数で世界5位」だが現在12位。
お家芸の柔道で金メダルが思うように獲得できていないのが誤算か。
金15-18個という目標の3分の1は柔道のため、目標には届かないだろう。
陸上でのメダルは難しいからなあ・・
米国で定番教科書になっているマンキュー の法則によると・・
世界クラスの選手を生み出す一国の能力を測る最善の尺度がGDPの総額である。GDPの総額が大きいことは、それが1人当たりGDPの高さによるものであれ、人口の多さによるものであれ、より多くのメダルをもたらす。
というもの。
金メダル獲得数とGDP総額の相関係数は0.73。
さらに「GDPに加えて、他の二つの要因もメダルの獲得数に影響を及ぼす。」という。
そして「開催国は、通常、メダルを多めに獲得する。それは彼らが地元で闘うことから得る有利さを反映しているからだ」
また、東欧の旧共産諸国は、GDPが同じくらいの他の国々よりも多くのメダルを獲得する、という。
金メダル1個に必要なGDPは1000億ドル(8兆円)
金メダル数とGDPの散布図を作ると、日本は傾向線(赤い線)の下に位置し、国力(GDP)に見合った数の金メダルを取っていないことがわかる。
韓国を含め他の先進国は傾向線の上になるのと好対照。
これは日本のシステムが何らかの理由から他国よりうまくいっていないことを示唆している。
最後に余談だが、開会式で日本の選手団が、正面スタンドを通った後、すぐに外へ退場させられた事実をご存じだろうか?
検索すると、日本人の観客がスタンドから撮影した映像が数多く見つかるが、原因らしきものをようやく見つけた。
実況中継をしていたアナウンサーも解説者も全く触れず。
日本オリンピック委員会(JOC)に問い合わせると、主催者側の誘導ミスだという。
だが、ネットで調べると、どうやら野田総理の送った被災瓦礫メダルが原因だったようだ。
オリンピック選手団の壮行会で、東日本大震災時に出た放射能汚染の疑いのある瓦礫をもとに作られた記念メダルを、首にぶら下げて行進。
放射能被爆を恐れた主催者側が、即座に退場させたらしい、ということのようだ。
行進した選手たちがこのメダルを本当に身につけていたのかどうかは、現時点では不明だ。
だが主催者側はそういう情報をもとに、今回の強制的途中退場を行った、ということらしい。
うーん・・
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