といっても、美容整形のハナシではなく、クルマのマイナーチェンジのことだ。
俗に言えば、「化粧直し」ということになるわけで、フルモデルチェンジでのような大幅な変更はしないのが普通。
レクサスはフラッグシップセダン「LS」の仕様・装備を変更したが、今回はフェイスリフト。
2006年9月の国内発売から約6年が経過するわけだが、最も大きな特徴はラジエターグリル。
わかりやすく言えばアウディのパクリ。
これから売り上げナンバーワンを狙っての全面対決が始まるフォルクスワーゲングループのアウディのワッペングリルと同じパターンにしたというわけだ。
このワッペングリルの起源は、ギリシャ人デザイナーのソティリス・コヴォス氏。
Yaris をデザインしたあと、Audiに移籍、アウディは 「シングルフレーム・グリル」 と呼び、話題を呼ぶことになる。
だが彼だけではなく、のちにアウディーブランドグループのヘッドデザイナーとなるイタリア人デザイナーのワルター・デ・シルバ氏(55歳)が
2005年には「ワッペン・グリル」と称して VWが GTI に 似たモチーフを採用し、以後このデザインはVW各車で展開されていったわけだ。
だが現行ゴルフでは、ワッペン・グリルを廃止。
アウディと似てはいるが微妙に違うゴルフのワッペングリルは、VWグループとして、アウディとゴルフが似てしまうことを恐れたからだろう。
だがトヨタは最近レクサスブランドの下位モデルからこのワッペングリルを採用し、とうとうフラッグシップへ搭載したわけだ。
だが順序が逆ではないだろうか?
ブランドイメージの点から言えば旗艦モデルから、下位モデルへの展開が普通なのだ。
ただ日本のメーカーは、総じてデザイン面ではデザインオンチのため、お構いなし。(笑)
三菱ギャランなどは、まんまのパクリ。
ここへ来て、トヨタお前もか?だ。
トヨタのフラッグシップの大事な顔なのだから、どうしてオリジナリティーあるデザインを追求しないのだろうか?
不思議だ、
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