カラオケがうまくならない理由の一つが、自分の歌を聴いたことがない、という点が挙げられる。
自分の歌のどこに魅力があり、どこに問題があるのか?
などというのは、自分の歌を聴いたことがない人には、皆目見当が付かないはず。
なのでまずは客観的に、自分の歌を聴く機会を作る。
というのがまず最初の第一歩ではないだろうか。
次に大事な点は、自分の声質と音域に合った曲を選ぶこと。
自分はこの曲が好きだからとか、歌い慣れているからという理由で曲を選びがちだ。
なので、誰か信頼できる人に相談するのが一番。
我々シロートは、プロではないので、それなりの声でしかないわけだ。
そのため、声の音域とイメージに合った曲を選ぶというのは、プロ以上に大事な点になるわけだ。
幻の音源第二弾でカミサンが歌っているが、彼女にこの類の曲を歌わせると、まさに敵なし。
アメリカのカラオケバーで、カミサンが歌うこの路線の曲を何度も聴いるうちに、(歌声に)惚れてしまった息子をもつ母親が、カミサンに文句を言ったという逸話があるほど。(笑)
という幻の音源第二弾 05 shokomp3.mp3
アメリカンアイドルは、何度も予選を勝ち抜かなければならない。
そのためコーチからアドバイスを受けルチャンスがあるわけだ。
するとある程度の水準になってゆく。
それでも、やはりプロになるためには、まず「声」が唯一無二であるかどうかが、運命を制することになる。
歌手は聴衆を魅了する声さえあれば、怖い物なし。
声さえ良ければ、歌のうまい下手は、ある程度訓練すれば、どうにでもなるからね。
だがシロートでも、その人の声にピッタリとハマる曲というのは、探せば必ずあるものなのだ。
声域のすべてが魅力な素人というケースは、まずないからね。
低域はいいのだけれど、高域になると魅力が半減する、などというように、あちら立てればこちら立たず。
だが必ず、魅力的に響く音域というものがあるはずだ。
つまりハマル音域が曲の大半を占める曲を選ぶと、聴き映えすることになるわけだ。
娘とのデュエット という幻の音源第三弾 07 mamiandhajime.mp3
私は声がまったく歌手に向いていないので、ソロは無理。
なのでこういうのでお茶を濁しているというわけだ。(笑)
シアトルでは自宅の一室にスタジオをしつらえていた。
そのため多くの友人達が毎週末、遊びに来ていた。
その仲間で「群青」を歌わせると、抜群の友人がいたのだった。
本人は「郷ひろみ」が好きなので、放っておくと彼の曲ばかり歌おうとする。(笑)
だが「群青」は彼の声と雰囲気に余りにもマッチしていたのだ。
少し練習すれば、プロと同じステージに上がることができるほどのシロモノ。
たたし、これ1曲だけだけどね、(笑)
自分の歌を聴いて、どこが魅力でどこが欠点かをしっかり認識する。
そして自分に合った曲を選ぶ。
欠点に注意しながら、場数を踏む。
この3点さえ押さえておけば、誰でもかなりうまく聞こえるようになるものだ。
お試しあれ。