今年もこれから夏を迎えるシーズンになってきました。
つまり、一年の折り返し点に近付いてきているわけで、これから後半戦に入るわけです。
そこで今日は月曜日の朝にふさわしく、文字にすると壮大な?テーマである、自分が望む人生をどうやれば、歩むことができるのか?
という一見難しそうで、実現するには「とっかか」りがなさそうな点ついての考察です。
多くの方のブログを拝見していると、あるとき、あることに気がついたことがあります。
日記というのは、まさにその人の「考え方」というか、頭の中で「何が起こっているのか?」ということを知るには、とてもよい手がかりになります。
ほとんどの日記は、今日何があったのかとか、そのことでどう思ったのか、あるいは、どうです綺麗な庭でしょう?あたなもこうした庭を手に入れられるのですよ。
などというように、いわば自分の庭に植えられ、芽を出してきたものや、それを宣伝して、どうやればそういう庭になるのかという点に関して書かれているものばかり。
一方で自分の庭というのは、こういう庭にしてみたいとか、こういう庭に見えているだろうとか、こう見えて欲しいなどというように、様々な思惑も同時に楽しむことができるはずです。
ですが自分の考えをもう一度掘り起こし、日に当てたり空気に触れさせ、時々肥料をやるように、考えることで内面を耕している様子を、楽しみながら書き綴っている日記を見かけることは、ほとんどありません。
何故そういうブログが少ないのか?
自分が考えたように物事を進めたり、自分がたとえ漠然とでも「こうしたい」と考えた生き方をするためには、何がが大事なのか?
という自分の庭そのもので、雑草を抜いたり、時には植え替えをしたり、時には庭師の意見を聞いたりなどの、手入れが必要になります。
そうでなければ、気がつくと雑草だらけだったり、肝心の咲かせたい花が萎れてしまっていたりなどというように、なってしまいがちだからです。
毎日の生活の中で、こうしたことに注意を向ける時間を、どれくらい確保すればいいのか?
私は日記を書くとき、漠然とですがこうしたことを意識をして書こうと決めて、日記を始めました。
それが書く目的でした。
どのような状況に直面しても、考えることで突破口を開くことができる。
こうした考えは、私の2冊目の本でも触れていますが、アメリカで「仕事がなくなったときの経験」という体験によって、強い確信となって心の中に根を下ろすことになりました。
自分の言動や毎日の行動というのは、自分が普段考えていることがベースになっているわけですから、塵も積もれば方式で繰り返すことが、最も効果のある方法なのです。
そのためには、その考えによって起こした行動を分析することで、経験を磨くことが重要になります。
そうすることで何を収穫したいのか?ということが、はっきりとしてくるのです。
これが明確にならなければ、何の種を蒔くのかを決めることはできません。
いざ「自分の庭にはどういう花を咲かせたいのか?」と考えると、なかなかそのイメージが湧いてこなかったり、あれもこれもと欲張ってしまい、結局は雑然とした庭になってしまったりしがちです。
具体的に例を挙げてみましょう。
ちょうど昨日、オフィスのあるフロアに子供さん連れで、なたかが引っ越しをされてきました。
私の住んでいるマンションは、賃貸です。
「住む」ということに関していえば、私たちには、買うのか借りるのか?という2つの選択肢があります。
こうした単純な事に関しても、人によって様々なパターンがあります。
「買うのか借りるのか?という選択肢」だけに限ってみても、意外と明確であったり、まだはっきりと決めていなかったり、成り行き任せだったり、計画的だったりと、千差万別。
これにはもちろん、仕事場との距離や、費やされる時間、自分の中での重要性、経済的な負担など様々な要素が絡んでいます。
そのため成り行き任せになりやすく、意外と思いつきや世間一般的に言われていることを鵜呑みにし、自分で深く考えずに簡単に決めてしまっていたりなど、まさに人それぞれ。
雑然としているけれど、自然に任せた庭がいいという方や、自分でこうしたいというプランを立ててそれに従って生活するのがいい、という方もいらっしゃるでしょう。
私は自分が望んだ庭になっているかどうかを見て回る時間を大事にし、必要なら除草剤を撒いたり、肥料をやることを楽しんでいます。
20年前は仕事場と自宅は別の場所で、通勤に往復2時間ほどの時間をかけていました。
10年前には、自宅は仕事場から自転車で10分の距離に住み、今では自分の書斎兼仕事場を念願の同じ建物の中に持つことができるようになりました。
時間をかけて計画をしたことを実行すれば、ほとんどのことは、このようにある程度自分が希望する方向へ造り込むことができるものだと思います。
「夢物語ではない叶えることができる具体的な希望」を持つことは、生き生きとした目の輝きを失うことなく、毎日を過ごすには、最も良く効く特効薬です。
どんな小さな事でもいいから、計画を立て、それを実現するという体験を毎日続ける。
小学生の頃には誰もが持っていたこうした考え方は、オトナになったいまだからこそ、引っ張り出すべきなのではないでしょうか。
自分が毎日生活をする家や庭という家庭を大事に、今までのあなたの人生経験を生かし、毎日少しづつ手入れし続ければ、あなたの庭は美しく、いつも美しい花が咲いている庭にすることができるのです。
できると信じ、手入れをする時間をまず確保する。
夢はその気になれば、できることから、いつでも始めることができるように、なっているのですね。^^V
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