これは Executioner Internal へ書いたあるトレーダーへのアドバイスです。
ここへ読み来ていただいているトレーダーのみなさんのレベルアップのためにも、ノウハウはどんどん公開する。
これはこのサイトでの私の主義でもあるわけですが、そのため内容は一部変更してあります。
検証では、トレードの結果が客観的にわかるようなチャートが必要です。
下がサンプルです。
10本目のアタマで手仕舞いしていますがこのチャート上では9本目の最後で手仕舞った表記にしています。
8本目のチェックシートは 損益× ヒゲ× あるいは 損益△ ヒゲ× になるはずです。
7本目の損益は潜っているので △ ヒゲも △のはず。
6本目までは損益が○だったのですから、△が2つ続いた8本目での判定は、9本目のアタマで手仕舞いとなるはずではないでしょうか?
そうすればブレイクイーブンかチョイマイナスで手仕舞いできたはず。
このトレードシステムは、ルールを守れば大きなロスは出さないで済むように設計されています。
そのためにもルールを守ることが大事なのです。
大事な点は、チェックシートとチャートを対比させ、どちらが正しかったのかの検証が可能になっているかどうかです。
多くの方は、どこが正しく何が間違っているのかが全くわからない状態のものを毎日掲載し、やがてフェードアウトしてゆくことになります。
検証のために必要なチャートについてですが、CQGを使われていない方の多くはリアルティックを使われているはずです。
CQG、リアルティックにかかわらず、236のガイドラインはチャート上に必ず明記すること。
ガイドラインは重要なサポートやレジスタンであり、さらにはローソク足との関係を視覚的に、パターン認識するためにも大事な要素なのです。
ボトムスキャンを見れば、236の値を知ることができます。
リアルティックのトレンドラインツールを使えば、正確にエントリーと脱出の位置へ水平線を引くことができます。
検証ではチャート上にサンプルのように、必ず損益のゾーンを明記してください。
リアルティックを使われている方はCQGのコストを節約するためだと思いますが、その分、チャートの制作には手間をかけてください。
基本的に、商売道具への投資はケチらない方が、良い結果を生むことが多いのです。
こちらで書いているように、ヤフオクだとフォトショップCS5は、5千円から1万円までの、フォトショップエレメンツを買うのと変わらない値段で入手できます。
毎日の検証で使うツールは、時間を節約できる性能を持つものを購入することで、手間と面倒さを大幅に減らすことができます。
成功への道を継続して歩むためには、こうした自分なりの小さな工夫の積み重ねをコツコツと続ける事です。
問題点がわからない中途半端な検証は、時間が無駄になるだけです。
lこうした取り組みは、決められた持ち時間を有効に生かすための工夫でもあるのです。